杉並の面影を伝える建物

本日の午前中、杉並区都市整備部まちづくり推進課による「杉並の面影を伝える建物」に関する調査で、「杉並たてもの応援団」（注※参照）２名の方が、本年のホールを中心とする園舎の調査に来られ、２時間みっちりと聞き取りと現場調査に当たっていかれました。
　園舎設計をされた建築士（森久吉先生）のことをはじめ、園の歴史、創立当時の写真なども入念に調べていかれ、昭和８年創立の建築がそのまま今に生かされている重大性を改めて思いました。
　杉並の景観や建物の写真展などの際には、本園園舎も今後紹介していただけるとのことでしたし、文化財的価値の認定等に向けての取り組みも視野に入ってきました。今後とも、木のぬくもりと共に歴史としての文化を大切に伝える幼稚園でありたいと念願しております。

　【注※「杉並たてもの応援団」……杉並区在住の建築・設計や都市計画の専門家からなる任意団体で、本業の合間をぬって、杉並の歴史的建造物の調査・記録・紹介・保存のサポートにあたっている。その活動の重要性から杉並区の委託を受けて期間を定めた、上記のような調査活動を行っている。