井草幼稚園 ブログ*零れ話つづれ織り~ こぼればなし・つづれおり

絵画がつないだご縁(上)~ サミットストア ~ 皇居三の丸尚蔵館

去年(令和5)12月、冬の遠足として新館オープンの皇居三の丸尚蔵館(国立の美術館)へお邪魔しました。なぜ園児が遠足で、美術館?と思われるかもしれません。それにはいくつもの奇遇なご縁がありました。
一昨年、令和4年の夏、近くのサミットストア善福寺店から「園児のを店内の壁に貼りませんか?」というお声がけをいただきました。貼れる絵(それも卒業園児の過去の合同制作)はすぐ思いついたので即答でお願いしました。

掲示したのは令和元年度・年長組(現在小学5年生)の制作、伊藤若冲「動植綵絵」からの「群鶏図」模写絵でした。 
展示して2ヶ月近くたった10月下旬、女性の声で園に電話がかかってきました。「三の丸尚蔵館の学芸員の者ですが、実はお近くに住んでいて、たまたまサミットへ出掛けたら当館所蔵の若冲「群鶏図」模写が貼ってあって驚きました。これを模写するようになった経緯などお話を聞かせてもらえませんか?」 
 
私たちは当時、その原画がどこに所蔵されているかなど全く無頓着でしたので、そのお電話に驚きつつ、次の日早速、その学芸員の方に園へお越しいただきました。
学芸員の先生に、これまで井草幼稚園で続いてきた名画の模写絵についてその作品や記録写真などを前にお話ししたところ興味を持たれ、今度三の丸尚蔵館へお出でください、というお話しになりました。そのとき、皇居三の丸尚蔵館は新館増設工事のため長い休館に入っていて、オープンは1年後の令和5年11月予定でした。  【(下)へつづく】
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