一年ぶりのご無沙汰でございます。皆々様には益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。
作品展初日は朝から土砂降りの雨にたたられました。これでは今日のお客様はちらほらだろうと思いきや、早くから多くの皆様にお出でを賜り、篤く御礼を申し上げます。
《作品展》の妙味は何と申しましても、制作者である子どもの手を離れた集合的な展示によって、制作当時の一つ一つ個別の物とは、また別種の世界を生み出すことにあります。ちょうどお店のショーウィンドウの魔力と同じでございます。
是非とも、お子様の作品を含めた全体の世界をご堪能くだされれば、それにすぐる喜びはございません。
本日は、
「息子が二人いるが、息子の時にはこういう行事には一回も顔を出したことがなかったのに、孫になると毎回来てます」
とおっしゃる御祖父さまもいらっしゃいました。
過去の作品展では、ある御祖母さまが、
「自分の子どもの時には、子どもの作品の出来具合とか、よその子の比較とかの見方しか出来なかったけれど、こうして孫の時代になって、初めて本当に作品を感じることができました。我が子の時というのは、本当には見ていなかったんだと思います」と印象深いことを言われました。これも誠にうれしいお言葉でございます。
明日、2日目のご来園を心よりお待ち申し上げております。
隣りの柿の木に登っているエテ公は、わたくしめと同種の者ではございますが、私はこの者ほど悪い者ではございません。
このあと、この者には、因果応報の、完膚無きまでの重~い重~い罰がくだされるのでございます。
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