本家24は何度見ても緊迫感やドキドキ感が薄れることのない名作です。
いまだに名作ドラマのひとつとして見返すことがあります。
本作に欠けているのは本家にある「緊迫感」「臨場感」で、
内容や展開にまったく ドキドキしない2時間ドラマのレベルに仕上がっています。
それはアクションを含めた役者の演技だけではなく、
セットや照明、カメラワークにも 問題があると思います。
やはり、24には緊迫感がとても重要な要素のひとつだと再認識させてくれたのが
「24JAPAN」かもしれません。
ここまで24JAPANに対する不満を書いてきましたが、1話よりもよくなっている部分も多く、
それぞれのキャラが立ってきたように思います。
できれば、ストーリーをしっているだけに、日本版ならではのオリジナルのストーリーを 盛り込んでほしかったと感じました。
アメリカ版のリメイクだと、どうしても比較されてしまうのが残念なところです。
もしかしたら、ストーリーではなく主役級の人たちが多く集まったキャストの豪華さが ひとつの見どころかもしれませんね。
また、見方を変えれば、昭和のニオイを残した懐かしさえ感じるドラマともいえます。
本家では内通者について非常に理解が難しい部分がありました。
誰のための行動なのか、何のための行動なのか、どういう目的なのか。
ここが24JAPANでも大きなポイントになると思っています。
池内博之さんのトニーは許せるにしても、ジャックやクロエ、パーマー、ニーナなど、
もう少し適役な方が演じれば、また違った印象で見ることができたかもしれません。
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