食の街 六本木編パートⅠ

昨日、ドライブしながらスーパーやホームセンターを回る予定だったんだけど、行ったことがないところばかりで、探しきれずに断念。ちゃんとネットで下調べして場所をチェックしてから出かけるべきだった。
「この辺にあると聞いた」だけで探そうという方が無理があるってもんだ。
車だから、走り出したら止まって悩むわけにもいかないし。

でも天気がすごくよくて、窓を開けてビュンビュン走って気持ちよかった。しかたなくなく帰る途中、
だんな様が「ジョナサン」の看板を見つけて「（今日はもう）何か食べた？」と私に訊いた。だんな様が寝ている間に、チンゲン菜ともやしをたっぷりいれた坦々麺をお昼に食べちゃったよぉだ。３時くらいまで寝てただんなはまだ何も食べていない。
日が延びてわからなかったけど、もう5時近かった。夕飯には早いけど、まあ出されれば食べられなくもない。
どうも私たちはファミレスがいまいち好きではない。食べているときはそれなりに美味しいと思うんだけど、「また来ようね♪」と思うことがない。友達などとわいわい喋るのにはいいんだけどね。
でも都内だと、ファミレスの一部くらいしか駐車スペースがない。ふと六本木にあるうどん屋さんを提案したら、彼も一度行ったことがあるらしく、即オッケーの返事。「安いのにおいしいよね」幾分車のスピードがｕｐしたような気がする（笑）。
六本木のど真ん中で、通りに面していておしゃれな店なのに価格はそんなに高くない。

しかも、器がでっかい！

その大きさと言ったら、笑ってしまうほどだ。顔を突っ込んで食べているのかと思うほどのデカさ。

以前別の人と入ったときは私が天丼＋小うどん。相手はきつねうどんだった。分けてもらったきつねのお揚げの味がすごくおいしかったのを記憶している。でも今日頼んだのは、当時から悩んでいた「明太子のおうどん」。店先のショーウィンドウに出ているのが気になっていた。明太子スパゲティーのうどん版みたいなもんだ。でもってだんな様が選んだのは「海老クリームのおうどん」。たっぷりのクリームスープの中にプリプリの海老やシャキシャキのたまねぎ、三つ葉が入っている。
　うどんは細麺・太麺から選べる。うどんの玉の量も1／1.5／2／2.5／3から選べる。
「普通の男性なら1.5くらいが標準です」といわれ、普通の男性以上の食欲を持つ私は、2にしようか悩んだ挙句、両方とも1.5で頼んだ。

…後悔した。
さすがのあたしもギブアップしようかと思うほどのボリュームだった。あれぇ？
根性でふたりでどんぶりを交代しながら何とかあっちもこっちも食べきった。
　おいちかった～。どっちか片方は普通の汁のうどんにすればよかったかな、などと思いながら店を出て、車は停めたままちょっとだけ散歩。

お気に入りのお店がなくなっていた。以前は毎月「今月のおすすめ」の案内はがきが来ていたのに、最近こないなぁと思ってネットで検索した電話番号にかけたら「現在使われておりません」になってたから気になっていた。
あ～あ。やっぱりなくなってたか。映画館になってた。いつの間に…。私に案内もよこさず…けしからん。その店は「台湾料理」と書いてあったが、内装がすごくシックで黒の漆塗りを基調とした高級クラブのようなインテリアで、ジャズピアノの生演奏があったりする割には値段が安く、（こんな店ばっかりだな私が行くのは）3,900円とかのコースで真鯛のカルパッチョや北京ダックから、やわらか～い牛肉のＸＯ醤炒めとか、デザートまでたっぷり堪能できたのに。
ピアノの横の席に座ったときはお姉さんがおしゃれにジャズナンバーを歌ってくれてるのに「うるさいなぁ。喋ってんのに聞こえないじゃん」なんて思ってごめんなさい（爆）。
　そのほんの一部の料理を説明すると、
真鯛のカルパッチョ風サラダ（カシューナッツとか春巻きの皮とかを揚げて砕いた奴と、みず菜とかのしゃきしゃきの野菜と真鯛の刺身とを目の前でまぜまぜして出してくれる。）
牛肉のＸＯ醤炒め（肉がやわらか～～～～いの。程よい辛味のたれと最高の相性なの。）
青菜炒め（空心菜を色鮮やかに炒めてあるの。スープは皿ごとずずず…と飲み干しちゃうくらい美味しいの）
かにとレタスのチャーハン（ほろほろとした本物のかに身と、レタスのしゃっきりと、ふんわりした玉子がおいしい！）
北京ダック（本場の高級なものをご存知の方は何か言いたいことがあるかも知れませんが、私はここのが、香港で食べたのよりもおいしかった。おかわりしたいくらいに。海老せんも！）

コース料理は毎月かわる。あぁ、書いていたら食べたくなってきた。お～い、どこ行っちゃったんだよぉぉぉ～。

そんなこんなで今日は大食漢ぶりを熱く語ってしまいました。