本を読むのが思いっきり下手っぴです。
小説も、短編でないと頭に入らない。
有名な文学作品も一切読んだことない。
登場人物が覚えられないのか、
しおりを挟んでおいても、続きがすんなり頭に入ってこない。
「この人、誰だっけ」的な。
そんな私ではありますが、
今日、お芝居を見に行きました。
と言いましても、劇団の皆さんの発表会的な
無料で見られるお芝居。
本を読まないので原作はもちろん知らない。
樋口一葉(五千円札)様の「大つごもり」「十三夜」の一部が舞台。
『井戸は車にて綱の長さ十二尋(ひろ)、勝手は北向きにて師走(しはす)の空のから風ひゆう/\と吹ぬきの寒さ、おゝ堪えがたと竈(かまど)の前に火なぶりの一分は一時にのびて、割木(わりき)ほどの事も大臺(おほだい)にして叱りとばさるゝ婢女(はした)の身つらや、……』
む、むずかしゅい。
舞台ではほぼ現代語に置き換えてくださり、内容はとてもわかりやすかった。
そうよ。むずかしゅい文学作品も、ビジュアル化していただかないと
私には浸透しないんだわ。
舞台の途中で地震が起きた。お芝居ではなく、マジの。
茨城県を震源とする震度4(東京は3)の地震。
お芝居がしばし中断。みんな上を見上げる。
大きなライトがいくつもぶら下がってるからね。
天井ごと落ちて来たらどうしよう。カバンを抱えて客席の皆さんはキョロキョロ。
いくつか携帯が鳴りだしていたけど、ほどなく再開。
また行こ~っと。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます