「地雷グリコ」を再読しました。
以前紙の本で読み終わっているので、今回はオーディオブックを聴き終わっての感想になります。
一度内容に目を通しているので、細かな設定だったりトリックだったりがのみこめていることも大きく、付属の図表資料がなくても聴き進められました。
オーディブル版では一人の方が読み上げを行なっていて、たくさん出てくる登場人物を声色を使い分けて演じていらっしゃいます。
特に中心人物の女子高生3人の演じ分けが見事で、後半、主人公の真兎(まと)ちゃんと、友人の絵空(えそら)ちゃんが交互に喋る場面が多く出てくるのですが、「今どっちが喋ったの??」と混乱することもありませんでした。
あと個人的には、佐分利(さぶり)生徒会長の、文字からも伝わっていた「かっこよさ」がさらに際立っているのが良かったです。
そして、何度聴いても(読んでも)面白いのは変わりません。
本を読んだ時、あまりの面白さと、ある種の突拍子もなさに衝撃を受けたのですが、今回再読して、次は「映像で見たい!」という思いもまた強くなりました。
この作品、今はコミカライズされたものが連載中ですが、
これがいずれアニメ化されたりするのかな?とも思います。
個人的には実写化されたものを見たいのですが、真兎ちゃんにピッタリとハマる俳優さんがうまく見つかればいいなと思います。