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今日は【海苔の日】だそうですね。
今は焼き海苔ばかりですが、幼い頃は 毎朝 母が海苔を焼いて、、でした。
私もお手伝いして焼いたなあ😅
もう上手く焼けないかも。
そんなことを思う今朝です😀
さてさて〜今回は読書記録〜
よろしくお願いします。
一冊目⏬こちらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a2/a6060217ccfb01f94a9b020bbbe97ddf.jpg?1670835225)
諸田玲子さんの作品。
諸田さんといえば、、お鳥見女房シリーズ大好きでした。あと、、心に残ってるのは【奸婦にあらず】これは、たか女そして井伊直弼さんに関係するお話です。
もう何年も前になりますが、、舞台になります滋賀県の多賀神社にも訪れました。そんなことも思い出す。神社の周りや駅からの風景も!
では本筋に戻りますね〜。
表紙からもわかるように時代小説です。
ですが、私がよく読むお江戸が舞台ではなく京都なんですよ。
そして いつもの武家と町人だけではなく、、公家さんも!まあ 珍しい(私にはという意味で)公家衆が悪者なんですがーー。
武家🆚公家 それに町人の女性が絡む、それも武家側のスパイとして送り込まれるのです。(公家衆の不正出費の証拠を見出すのが目的)
そう書くと緊張感いっぱいの陰惨な世界のお話に思われますが、、愛憎劇もあり。ここが私の好きなところ。
主人公の女性の思いが少しずつ変化していく様も同じ女性として理解でき 物語に感情移入してしまいました。
そして最後は後味良くて救われました。
いつものお江戸の作品とは違うニュアンスに少し読みにくかったですが、読後感が良いのは好きですね。
諸田作品〜前述の「お鳥見女房シリーズ」や「狸穴あいあい坂」みたいなのが気楽(語弊あり!)でワタシ的には好み。
少し前に読んだ[犬吉]はちょっと馴染めませんでした。なので紹介はしませんーー。
⁑⁑⁑⁑⁑⁑
続いてこちらです⏬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/9a/4fcf1a79b2a0005156f8ae61000aa316.jpg?1670835242)
宮部みゆきさんの作品。
まずはタイトルの孤宿☜作者の造語だそうですね。(どうりで辞書に載ってないんだわ)
読み進み、、あっ!話の舞台は、架空の丸海藩 でも幽閉。。むむむ、これはもしや!?
丸海☜丸亀藩?そして丸亀藩に江戸後期の幽閉とな。それなりゃこりゃ 妖怪鳥居耀蔵だわ。
やはり、、\(^o^)/それがモチーフ。
時代劇でも有名な北町奉行遠山の金さんのライバル南の鳥居耀蔵さん。
全てが、悪人のような方のイメージのお方ですよね。本来は?うーーむ、、。
渡辺崋山や高野長英を処罰、、そう蛮社の獄ですね。
でもね、、そんな妖怪はこの物語は加賀さまとなっております。加賀さまは幕府からの罪人としてこの丸海藩にお預かり。でも藩は困るよね、下手をしたら藩の咎になるかもしれないしーー。そこで彼の細々した女中としてほうと言う女の子がその役に就く。
阿呆のほうと言われたちょっと人より足りない部分もある。が、真面目で無垢。
加賀さまはほうに字を教えたり物事を解く。
幕閣の醜さから正反対の世界、、それがほうとの交わりだったのだと思う。
他にも引き手の女性の宇佐 丸海藩の医師家の人たちも!!いえ もっと!いる。その人たちがそれぞれの立場の違いはあれど魅力的に描かれてました。さすが宮部みゆきさんだわ。
ほうは、最後に加賀さまから【宝】→ほう〜
この字をいただきます。ここ泣きました。
皆から阿呆のほうって言われてきたのに 宝物の宝ですよ!そのへんのくだり 思い出すだけで胸熱くなります。
物語は悲しい最後の場面もありましたが、
とても素晴らしい作品。
私の感想はこんな中途半端で申し訳ないので、ぜひぜひ読んでほしい一冊です。
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最後に三冊目はこちらです⏬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7d/37cd3e8b8c272c55c108c59fcb454c70.jpg?1671280140)
⏫
こちらは再読なのです。が、、最後の一章のみ未読だったのでですよ。それで新たに読みました。
高田郁さんの作品で、、主人公の女性〜彼女は、三昧聖でして〜それは「火葬のお手伝いをするのが仕事」です。
主人公は幼き頃 女敵討の為に父親と敵探しの荒涼なる旅へ。そして紆余曲折の末にとある寺の三昧聖になりました。
本の末尾に作者ご本人から なぜこのような形で出版されたか!せざる得なかったのか!が綴れてました(なるほど。知らぬ世界だわー)
そして 未読の【見返り坂暮色】〜
これも素晴らしい話でした。
親が子を思う。それは多い。が、これは子が親を思うその心情が切な過ぎてーー。
今も生き抜くことは多くの試練のハードルはあるけれど この時代(身分制度の江戸時代)は本当にどうしようもない壁があったーー。
この作品がまだまだ続き 主人公の縁さんにどのような先があるのか!?書いていただきたいと思いました。
では〜以上 拙い読書紹介でした。
いつもありがとうございます。
⛄️良い一日をお過ごしくださいね⛄️
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