谷川岳レポ、最終回です。
やれやれ やっと手が離れます ┐(´-`)┌
速報!雲海編はこちら ①しっとり編はこちら ②きらきら編はこちら ③完結編はこちら
無事に西黒尾根を登り切ったこまち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/1e/e4bd4fd2e9e9e8fa6c945a5209b7ff69.jpg)
天神尾根を歩く登山者と雲海
いい感じです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d1/948506f29fc40a2f7b7f2f97655d11d1.jpg)
雲海は谷川連峰で堰止められています。
※谷川連峰縦走路(谷川岳 ~万太郎山~ 仙ノ倉山 ~ 平標山)
いつか縦走したいな![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/goo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2e/31f6776dd3e750c1074fca69391a2288.jpg)
そのまま視線を右にずらすと…
新潟県側は雲一つない!
!
群馬県と新潟県の堺。
谷川連峰を境にガラリと天気が違うこともあるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/47/2b1b18e2e821f512c5145dc34c74d09e.jpg)
11:39 肩の小屋
登山者がいっぱいです。 ゆっくり座れる場所もありません。
うじゃ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d3/5bdff7c793208026b6a60a5b9961c42d.jpg)
小屋の前はこんな景色が広がっていました。これでもか― 雲海です。
どんどん登山者が登ってくるので、山頂へ向かいましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/42/0f660421f6862fb884dc095aa83e0212.jpg)
12:08 トマの耳(1,963m)に到着~。
オキの耳(谷川岳最高峰1,977m)と一ノ倉岳、茂倉岳が見える。
トマよりオキの方が14m高いのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/03/03dbe8ab4f547ef25aa25e90b72afed5.jpg)
山頂の群馬県側は急峻な岩稜。
白馬岳に似てるな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ec/3d572485fccc94e3bfac2c2fd6d8cadc.jpg)
目指す山頂は人がいっぱいだ!
うじゃ~
通常は15分ほどで着くようですが、人が多くて20分かかりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3d/52d582e2447f757c83aa629d32f73891.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7d/4f1857c3fb66601019af43b66b0b81d7.jpg)
トマの耳、オキの耳でパチリ。
写真を撮ろうとする登山者、途切れることがありません。
ところで
トマとオキ…名前の由来を知りたいな~。
グリとグラみたい…。 ← 意味不明![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
狭い山頂に人がいっぱいなので、ゆっくりできたもんじゃない。
とりあえずこの人混みから抜け出すべく、稜線上にある神社に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/40/e1ad97cc4331346708bae3b48fa155f1.jpg)
振り返ると、トマの耳が雲海に浮かんでいます。 露出失敗(><)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a5/f77b0d3e311bc80f2b299b9f0eeb2818.jpg)
お、ついに、踏ん張っていた雲が新潟県に流れ込んできました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d6/94e8644fd1e8b39f210f73eb9dfda3f4.jpg)
富士浅間神社 奥の院 です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1c/be7f8ca6c13f71d3487ca36a6a37ff74.jpg)
時計とにらめっこ… びみょ~
今すぐ戻っても、どうせ登山者のすれ違いで時間を喰いそうだし…
ノゾキまで行って戻るころには、道も空いてるだろうと考え、ノゾキまで行くことに。
当初からノゾキまで行けたら行こうという予定でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a3/509256f2ce7e9d5132921d43c43443c1.jpg)
稜線散歩
目下には一ノ倉沢の玄関口、対面には馬蹄形縦走路の一部がみえてます。
遥か遠くには、至仏山や燧ケ岳も。
※馬蹄形縦走路 (谷川岳 ~ 一ノ倉岳 ~ 茂倉岳 ~ 七ツ小屋山 ~ 朝日岳 ~ 笠ヶ岳 ~ 白毛門)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/45/64ece966d173ead02e3d2b4f900c83f4.jpg)
赤城山、武尊山方面ですが…
登ったことがないとイマイチ自信がありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ed/4b2b909f4270967c65efbb294013b867.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a4/cd9ed6d2dfb150128e08b8e43b8da0ca.jpg)
13:12 ノゾキに着きました。
んで、やっぱり覗きます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
覗いたら何が見えたかというと…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b4/3baf26bc1830af512b10fa477dc9478e.jpg)
一ノ倉沢がヒュルルル~~~~~ ギザギザした影がなにげに怖い
こ、こんな絶壁を登ってくるクライマーって…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
ど、どんな人?
会ってみたいです。スパイダーマンみたいかな。。
時間も時間なので、そろそろ下山しないと…。
来た道を引き返す途中、一ノ倉沢からクライマーが3人登ってきました!
ドキドキ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
は、話しかけてみようかな…。
思い切って声をかけます。
こまち: 「こんにちは~。どこを登ってきたんですか?」
一ノ倉沢といっても、いくつものルートが開拓されているので、
(ちょっと調べただけでも25ルートもある!)
なんというルートを登ってきたのか知りたかったのです。
すると…
クライマー: 「 一ノ倉沢からです。」
…(^^;)それは分かるんだけど…
こまち: 「 えっと、そのルートは、なにか名前はあるんですか?」
登攀ルートは3ルンゼといい、比較的簡単なルートのようです。半日で登れるようですが…。
そして…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/25/0c5227ea47d00659ebc98a66f46ebbf6.jpg)
「あそこにもクライマーがいるよ」 と指差して教えてくれました。
同じ会の人だそうで、一ノ倉岳まで登っていくそうです。
すごいな~別世界だわ、こりゃ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/52/6fe2c5729b1c79481eca49f4fe3c3f34.jpg)
さて、戻らないと。。
秋は陽が短いので、早く暗くなってしまう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
もう登ってくる人はかなり減ったけど、双耳峰にはまだ何人もいた。 おそらくRW下山組?
こまち組は、時間が気になるのでどちらもスルー。渋滞も緩和してます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/cd/7cf4737fbe88e8a901797944bd714945.jpg)
肩の小屋手前まで戻って来ました。さぁ、選択の時です!
1.RWで下山 → 一番安全で早く下山できる。
2.田尻尾根で下山 → 岩場がないけど、リサーチ不足。
3.巌剛新道で下山 → 本命だが、事前リサーチで不安要素あり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a9/a7bbf77c9fc8445e7857c89fa2e0d376.jpg)
んで、結局、本命を諦めることができなかった。。3番をセレクト
ラクダのコルまでは行き来た道を戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/37/dd39ae9ae91fa9f8da200854db38f8b5.jpg)
う~ん、先は長い![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
下山者の数もうんと少ない。
上から降りてこないかな~と目を細めていると…
下山者がいました!
でも、すんごい速いんですけど…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d1/f0a1add4d316a0d9f2e4f9a397509b66.jpg)
さきほどのクライマー3人組でした。
こんな岩場なんてカモシカのように駆け下りていきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_uma.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1b/2e132689b5c0747b56aaea8c07dbd9a2.jpg)
あっという間に見えなくなりました。
さすが…岩慣れしてる。 彼等はそのまま西黒尾根を下るとのこと。
もう一人お会いした年配の登山者は、巌剛新道を下るそうで、我らと同じ!
何度も登っているようで、慣れた感じでした。でも下りは初めてだとか…。
「 滑りやすいようで不安なんですが…」と心の内を話すと、
「 そうなの(滑りやすいの)?そんなことはなかったですよ。」と。
それを聞いてちょっと安心。
…んが、世の中、そんなに甘くはなかった。
15:45 ラクダのコル 巌剛新道への分岐点です。
天神尾根と天神平駅が見えました。
あっちを選んでいたら、今頃RWでホッとしている頃だろうな…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/96/d50a5b08a92ef781a829f53e0ae063b0.jpg)
夕暮れも近く、のんきに紅葉観賞してる場合じゃなくなってきた。 でも写真は撮る
ここからの道は、初めてだし、気を引き締めないと!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/7a/d520f8b716eb58d6ca54efbadde327f0.jpg)
「岩場と梯子があるよ~」と教えてくださったとおり、早速、岩場現る!
でも、これがちょ~滑る![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
岩がしっとり濡れてるし、ストックも効かない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
鎖はあるんだけど、足元が滑るから、安心できない(><)
34![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/15/e6097c674fbbc31f076b799054dcc676.jpg)
次なるは 梯子現る!
だが、むしろ梯子の方が怖くない。
岩場はいや~~(><)
おじさまも苦戦してる様子。
「滑りますね~」とお互い言葉を交わし、「慎重に下りましょう」と励まし合う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c8/ba989b5e4d9cbdafd050774b0a841226.jpg)
振り返ると…
危険!の警告文字
急登、滑りやすい… 知ってたんだけどね
こうもでかでかと警告されると… やっぱりそれなりの道だったんだな と思うのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/65/4eafb4f28765ac7264cbeb181eca59f4.jpg)
落石注意のトラバース。
さきほどの「危険」表示以降は、急な下りも一段落。
しかしまだまだ油断はできない。
岩は湿って滑りやすいし、落ち葉も邪魔して、一歩一歩確かめながらの下山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a6/6d06c85d5708ee93ac27c129019b0fbc.jpg)
巌剛新道も西黒尾根に負けないくらい紅葉してました。
日も傾き始めたため、鮮やかさが引き立っていないのが残念。
山頂が見える。だいぶ下りてきたな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/0d/70e0fa5186c7fce8e2e36734cefd43b4.jpg)
おじさまも頑張ってます。
「第一見晴まで行けば、その先は道が良くなりますから(頑張りましょう)。」
と言われ、それを励みに歩を進めます。
紅葉のトンネルがきれい。 これもまた励みになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/9f/ecedcc074608645de5ac38726fc8adab.jpg)
朝に出会った、光がなくともガスに包まれたしっとりと色気のある紅葉
それとは全然趣が違います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/74/1d2d287f177c225d28eb6f2edbb1781e.jpg)
おじさまの姿を見ても分かるように、とても滑りやすいのでストックでバランスをとり、慎重に足を下ろします。
なので、どうしても前傾姿勢になりがちです。
やっとこさ第一見晴に着きました(17:00)。
ホッと一安心。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a0/5b83408ab692fff965f3b809e7f0a1a6.jpg)
第一見晴は、マチガ沢を見上げる絶好のポイント。
もう少し明るい時に通りたかった。。
この後、道はゆるやかになり、林道まで黙々と歩きます。
最後は、駐車場まで30分の林道歩き。
お疲れ様でした~~~~
ガッツリ登山の後は…
谷川温泉「湯テルメ・谷川」で1日の疲れをほぐしました…とさ。
ほぇ~~~~~
【 こまちメモ 】
●駐車場:1回500円・24時間可・トイレあり
●時間的にギリギリな山行だった(ノゾキまでの往復が余分)。
登りは足で、下りはRWという選択も大いに有効(ていうかその方がオススメ)。
●谷川岳は全体的に滑りやすい岩が多い。
全5回にわたる長い長いレポにお付き合いくださいましてありがとうございます。
今後とも 『 こまちの散歩道 』 をよろしくお願いしま~す。
↓↓ぜひクリックしてね!
←たくさんのブログが大集合!
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_2010_1.gif)
←こちらも1クリックGo!
やれやれ やっと手が離れます ┐(´-`)┌
速報!雲海編はこちら ①しっとり編はこちら ②きらきら編はこちら ③完結編はこちら
無事に西黒尾根を登り切ったこまち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/1e/e4bd4fd2e9e9e8fa6c945a5209b7ff69.jpg)
天神尾根を歩く登山者と雲海
いい感じです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d1/948506f29fc40a2f7b7f2f97655d11d1.jpg)
雲海は谷川連峰で堰止められています。
※谷川連峰縦走路(谷川岳 ~万太郎山~ 仙ノ倉山 ~ 平標山)
いつか縦走したいな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/goo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2e/31f6776dd3e750c1074fca69391a2288.jpg)
そのまま視線を右にずらすと…
新潟県側は雲一つない!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
群馬県と新潟県の堺。
谷川連峰を境にガラリと天気が違うこともあるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/47/2b1b18e2e821f512c5145dc34c74d09e.jpg)
11:39 肩の小屋
登山者がいっぱいです。 ゆっくり座れる場所もありません。
うじゃ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d3/5bdff7c793208026b6a60a5b9961c42d.jpg)
小屋の前はこんな景色が広がっていました。これでもか― 雲海です。
どんどん登山者が登ってくるので、山頂へ向かいましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/42/0f660421f6862fb884dc095aa83e0212.jpg)
12:08 トマの耳(1,963m)に到着~。
オキの耳(谷川岳最高峰1,977m)と一ノ倉岳、茂倉岳が見える。
トマよりオキの方が14m高いのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/03/03dbe8ab4f547ef25aa25e90b72afed5.jpg)
山頂の群馬県側は急峻な岩稜。
白馬岳に似てるな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ec/3d572485fccc94e3bfac2c2fd6d8cadc.jpg)
目指す山頂は人がいっぱいだ!
うじゃ~
通常は15分ほどで着くようですが、人が多くて20分かかりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3d/52d582e2447f757c83aa629d32f73891.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7d/4f1857c3fb66601019af43b66b0b81d7.jpg)
トマの耳、オキの耳でパチリ。
写真を撮ろうとする登山者、途切れることがありません。
ところで
トマとオキ…名前の由来を知りたいな~。
グリとグラみたい…。 ← 意味不明
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
狭い山頂に人がいっぱいなので、ゆっくりできたもんじゃない。
とりあえずこの人混みから抜け出すべく、稜線上にある神社に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/40/e1ad97cc4331346708bae3b48fa155f1.jpg)
振り返ると、トマの耳が雲海に浮かんでいます。 露出失敗(><)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a5/f77b0d3e311bc80f2b299b9f0eeb2818.jpg)
お、ついに、踏ん張っていた雲が新潟県に流れ込んできました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d6/94e8644fd1e8b39f210f73eb9dfda3f4.jpg)
富士浅間神社 奥の院 です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1c/be7f8ca6c13f71d3487ca36a6a37ff74.jpg)
時計とにらめっこ… びみょ~
今すぐ戻っても、どうせ登山者のすれ違いで時間を喰いそうだし…
ノゾキまで行って戻るころには、道も空いてるだろうと考え、ノゾキまで行くことに。
当初からノゾキまで行けたら行こうという予定でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a3/509256f2ce7e9d5132921d43c43443c1.jpg)
稜線散歩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
目下には一ノ倉沢の玄関口、対面には馬蹄形縦走路の一部がみえてます。
遥か遠くには、至仏山や燧ケ岳も。
※馬蹄形縦走路 (谷川岳 ~ 一ノ倉岳 ~ 茂倉岳 ~ 七ツ小屋山 ~ 朝日岳 ~ 笠ヶ岳 ~ 白毛門)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/45/64ece966d173ead02e3d2b4f900c83f4.jpg)
赤城山、武尊山方面ですが…
登ったことがないとイマイチ自信がありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ed/4b2b909f4270967c65efbb294013b867.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a4/cd9ed6d2dfb150128e08b8e43b8da0ca.jpg)
13:12 ノゾキに着きました。
んで、やっぱり覗きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
覗いたら何が見えたかというと…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b4/3baf26bc1830af512b10fa477dc9478e.jpg)
一ノ倉沢がヒュルルル~~~~~ ギザギザした影がなにげに怖い
こ、こんな絶壁を登ってくるクライマーって…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
ど、どんな人?
会ってみたいです。スパイダーマンみたいかな。。
時間も時間なので、そろそろ下山しないと…。
来た道を引き返す途中、一ノ倉沢からクライマーが3人登ってきました!
ドキドキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
は、話しかけてみようかな…。
思い切って声をかけます。
こまち: 「こんにちは~。どこを登ってきたんですか?」
一ノ倉沢といっても、いくつものルートが開拓されているので、
(ちょっと調べただけでも25ルートもある!)
なんというルートを登ってきたのか知りたかったのです。
すると…
クライマー: 「 一ノ倉沢からです。」
…(^^;)それは分かるんだけど…
こまち: 「 えっと、そのルートは、なにか名前はあるんですか?」
登攀ルートは3ルンゼといい、比較的簡単なルートのようです。半日で登れるようですが…。
そして…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/25/0c5227ea47d00659ebc98a66f46ebbf6.jpg)
「あそこにもクライマーがいるよ」 と指差して教えてくれました。
同じ会の人だそうで、一ノ倉岳まで登っていくそうです。
すごいな~別世界だわ、こりゃ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/52/6fe2c5729b1c79481eca49f4fe3c3f34.jpg)
さて、戻らないと。。
秋は陽が短いので、早く暗くなってしまう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
もう登ってくる人はかなり減ったけど、双耳峰にはまだ何人もいた。 おそらくRW下山組?
こまち組は、時間が気になるのでどちらもスルー。渋滞も緩和してます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/cd/7cf4737fbe88e8a901797944bd714945.jpg)
肩の小屋手前まで戻って来ました。さぁ、選択の時です!
1.RWで下山 → 一番安全で早く下山できる。
2.田尻尾根で下山 → 岩場がないけど、リサーチ不足。
3.巌剛新道で下山 → 本命だが、事前リサーチで不安要素あり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a9/a7bbf77c9fc8445e7857c89fa2e0d376.jpg)
んで、結局、本命を諦めることができなかった。。3番をセレクト
ラクダのコルまでは行き来た道を戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/37/dd39ae9ae91fa9f8da200854db38f8b5.jpg)
う~ん、先は長い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
下山者の数もうんと少ない。
上から降りてこないかな~と目を細めていると…
下山者がいました!
でも、すんごい速いんですけど…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d1/f0a1add4d316a0d9f2e4f9a397509b66.jpg)
さきほどのクライマー3人組でした。
こんな岩場なんてカモシカのように駆け下りていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_uma.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1b/2e132689b5c0747b56aaea8c07dbd9a2.jpg)
あっという間に見えなくなりました。
さすが…岩慣れしてる。 彼等はそのまま西黒尾根を下るとのこと。
もう一人お会いした年配の登山者は、巌剛新道を下るそうで、我らと同じ!
何度も登っているようで、慣れた感じでした。でも下りは初めてだとか…。
「 滑りやすいようで不安なんですが…」と心の内を話すと、
「 そうなの(滑りやすいの)?そんなことはなかったですよ。」と。
それを聞いてちょっと安心。
…んが、世の中、そんなに甘くはなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ab/1b1afc806184f668403acda88e2f7cbe.jpg)
15:45 ラクダのコル 巌剛新道への分岐点です。
天神尾根と天神平駅が見えました。
あっちを選んでいたら、今頃RWでホッとしている頃だろうな…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/96/d50a5b08a92ef781a829f53e0ae063b0.jpg)
夕暮れも近く、のんきに紅葉観賞してる場合じゃなくなってきた。 でも写真は撮る
ここからの道は、初めてだし、気を引き締めないと!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/7a/d520f8b716eb58d6ca54efbadde327f0.jpg)
「岩場と梯子があるよ~」と教えてくださったとおり、早速、岩場現る!
でも、これがちょ~滑る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
岩がしっとり濡れてるし、ストックも効かない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
鎖はあるんだけど、足元が滑るから、安心できない(><)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/53/54fd755f4580fe109d7b7aabfd2d3e17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/15/e6097c674fbbc31f076b799054dcc676.jpg)
次なるは 梯子現る!
だが、むしろ梯子の方が怖くない。
岩場はいや~~(><)
おじさまも苦戦してる様子。
「滑りますね~」とお互い言葉を交わし、「慎重に下りましょう」と励まし合う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c8/ba989b5e4d9cbdafd050774b0a841226.jpg)
振り返ると…
危険!の警告文字
急登、滑りやすい… 知ってたんだけどね
こうもでかでかと警告されると… やっぱりそれなりの道だったんだな と思うのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/65/4eafb4f28765ac7264cbeb181eca59f4.jpg)
落石注意のトラバース。
さきほどの「危険」表示以降は、急な下りも一段落。
しかしまだまだ油断はできない。
岩は湿って滑りやすいし、落ち葉も邪魔して、一歩一歩確かめながらの下山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a6/6d06c85d5708ee93ac27c129019b0fbc.jpg)
巌剛新道も西黒尾根に負けないくらい紅葉してました。
日も傾き始めたため、鮮やかさが引き立っていないのが残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f8/59e5df00c58125bf656810a52c643f5a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/0d/70e0fa5186c7fce8e2e36734cefd43b4.jpg)
おじさまも頑張ってます。
「第一見晴まで行けば、その先は道が良くなりますから(頑張りましょう)。」
と言われ、それを励みに歩を進めます。
紅葉のトンネルがきれい。 これもまた励みになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/9f/ecedcc074608645de5ac38726fc8adab.jpg)
朝に出会った、光がなくともガスに包まれたしっとりと色気のある紅葉
それとは全然趣が違います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d1/b65ad42c88921f8d7f208f7e03d27b65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/74/1d2d287f177c225d28eb6f2edbb1781e.jpg)
おじさまの姿を見ても分かるように、とても滑りやすいのでストックでバランスをとり、慎重に足を下ろします。
なので、どうしても前傾姿勢になりがちです。
やっとこさ第一見晴に着きました(17:00)。
ホッと一安心。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a0/5b83408ab692fff965f3b809e7f0a1a6.jpg)
第一見晴は、マチガ沢を見上げる絶好のポイント。
もう少し明るい時に通りたかった。。
この後、道はゆるやかになり、林道まで黙々と歩きます。
最後は、駐車場まで30分の林道歩き。
お疲れ様でした~~~~
ガッツリ登山の後は…
谷川温泉「湯テルメ・谷川」で1日の疲れをほぐしました…とさ。
ほぇ~~~~~
【 こまちメモ 】
●駐車場:1回500円・24時間可・トイレあり
●時間的にギリギリな山行だった(ノゾキまでの往復が余分)。
登りは足で、下りはRWという選択も大いに有効(ていうかその方がオススメ)。
●谷川岳は全体的に滑りやすい岩が多い。
全5回にわたる長い長いレポにお付き合いくださいましてありがとうございます。
今後とも 『 こまちの散歩道 』 をよろしくお願いしま~す。
↓↓ぜひクリックしてね!
![にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ](http://outdoor.blogmura.com/tozan/img/tozan125_41_z_fujisan.gif)
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_2010_1.gif)
![にほんブログ村 アウトドアブログ ハイキングへ](http://outdoor.blogmura.com/hiking/img/hiking88_31_orange.gif)
やっぱりこまちさんの写真は素敵です~。
私も谷川岳登ってみたくなりました!
・・・技術&体力的にもっと成長してからの話ですが・・・(笑)
トマとオキ、本当に変わった名前ですよねぇ。
そして「ぐりとぐら」、懐かしい!!
クライマーさんたちはやっぱり別世界の住人ですね~。
同じ人間とは思えないです・・・。
そう言っていただけると、日帰り登山レポを5回に分けてみっちりレポした甲斐があります(笑)
遠いですが、機会を見計らってぜひ計画してください。
谷川岳は今回紹介した以外にもルートがありますよ~。
ロープウエイを使った天神尾根ルートが一番人気です。
雲海もばっちり見えてます。
ぐりとぐら、分かりました~(*^^*)
トマとオキにも何か物語がありそうですね。
爺が岳からの赤岩尾根の下り凄いよ。やってみて
歩きたい尾根です。
登ってみたいし、下ってもみたいです。
来年かな~
いやぁ…無理無理ww
あんな絶壁登れませんよね(;´Д`)
仮に登ったとして、後ろ振り向いたら気を失いそうですw
まぁ夏は岩と木があるので落ちる事は無いと思いますが…これ冬だったらかなり危険なところですねσ(´∀`;)
来年の夏に行ってみたいと思います♪
一ノ沢は季節を問わず登られているので、冬もあの絶壁を登っているかと思うと…すごすぎます。
テレビでもやってましたが、雪崩の巣だそうで、タイミングを見計らってアタックしてました。
一般登山道は安全ですのでぜひ登ってみてください。。