『 こまちの散歩道 』

子供時代、よく転んでは膝小僧に生傷が絶えなかった私。
今では山登りが大好きです!
好きな言葉:一期一会

GW 燕岳 日帰り

2010-05-24 | 登山 【 春・夏・秋 】
もうすぐ6月になろうとしているのに…
GWの山レポを地道に作成中のこまちです、こんにちは~。

2010年のGWは晴天続きでしたね~。
珍しいみたいですよ、これほど晴天が続くのは。
なんでも東京では50年ぶりとかなんとか…。

実は、GW入る直前に親指を負傷してしまって山は諦めモードだった私ですが、
こうも晴天続きだと、ジッとしていられませんっ!

山女の血が騒ぐ~!!
自分に山女という言葉を使うのはむずがゆいんですが…(^^;)

指の負傷?
まぁそれなりに不自由でしたが、完全骨折は免れていたので、なんとか行けるぞ!との勝手な判断。


******************************

槍が見たいね

その願いを叶えてくれる山といえば… 燕岳!

日程にゆとりがあれば1泊なり2泊なり日数をかけて山に入り、槍ヶ岳をたっぷり眺めることはできます。

でも今回は日程の都合上、1日しかなかったので、燕岳しか思いつかず…。

といっても、日帰りで山頂を往復するのは厳しいな~という気持ちもあり、槍ヶ岳が見える地点まで行ったら帰ろうという考えでした。


5月4日(火)  燕岳(2,763m) 2008年GW燕岳~大天井岳レポはこちら

朝、6時半スタート(たぶん)。
6:57 第1ベンチに到着。ここまで雪はところどころにある感じ。
7:26 第2ベンチに到着。ここまではかなりの割合で雪道に。



第2ベンチから先は完全なツルツル雪道。
GW後半だけあって、踏み固められた登山道は嫌らしくも滑りやすい。

さらに30分後、第3ベンチ通過。
なかなかいいペースです。

8:27 富士見ベンチから富士山は見えず…(悲)




8:57 合戦小屋に到着~。

アイゼン無しでここまで来ましたが、無理して頑張らずもっと下からアイゼン装着をお勧めします。
変な体力使うからさ…(汗
グサグサ~ツルツル~ズリッと滑る滑る(- -;)

合戦小屋でどれだけ休憩したか忘れた。(30分くらいだったよーな)
ここからアイゼンを装着します。

途中、燕山荘主催の登山教室で滑落停止訓練が行われていました。




急登を登ると…
9:58 おお~~!槍が見えたぁ!!
小さいですけど、後でアップの写真が登場します。




10時かぁ…
目的の槍が見れたし、下山しようか…

先を見れば、まだまだ遠い。

燕山荘までは行けそうだなぁ。
そこから山頂往復は無理っぽいなぁ。

なんて考えながら、20分経過。← 時間経ちすぎ(汗

考えてるうちに時間がどんどん過ぎるので、タイムリミットを決めて先に進むことに。
事情があってここから単独です




晴れてはいるものの、今日の槍は霞んで見える。
黄砂の影響かなぁ?
アップ写真でも限界あり(><)




11:00 燕山荘ちゃく
思ったより早く着いた~。

ん??
あれ?
全然人がいないじゃない。

小屋前も、テント場もガラ~~ンとしてる。

GW前半がピークだったのかな?
明日だってまだ休日なのに。
これからまだ登山者が登ってくるのかな?

あまりに静かなので、一人静かに驚く。
う~ん、こういうのもいいかも~。
賑やかなイメージが強い燕だから、この静けさは新鮮(^^)

軽く行動食をとり、山頂へアタックすることに。

山頂へ向かう道中、すれ違った登山者は3人。
少ない…
静かな稜線歩きができていいんだけど、一人ではなにげに寂しい。





振り返れば、表銀座が…

う~ん、霞んでる(><)




11:36 山頂に到着。
ちょうど着いたと同時に、入れ替わりに夫婦が下山開始。

「よかったですね~。独り占めですよ~。」と言いながら、山頂を去っていく。

あ、写真撮ってほしかったな…

ということで、一人取り残された山頂でなんとか”登った証拠写真”を撮ろうと試みる。




セルフタイマーで(笑)




う~ん、かなり霞んでる。
槍ヶ岳のピークも分かりにくいとは…。
無風でもないし、やっぱり黄砂か…。




2008年に登ったときは、その存在を知らずに通過していた撮影ポイント。

槍ヶ岳はカスカスで、今にも消えそうだ。




12:15 山荘前に戻ってきた。
静かだ~。ホントに静かだ~~。
今日の宿泊組がボチボチ到着してるものの、全体的に人数はまばら。

さて、下るか…
と、日焼止めを塗り直したところで…

ん?
あれ?
○○さん?

きゃ~♪♪
1年半ぶりの再会でした
彼女たちは小屋泊まりということで、写真を撮りあっこしたら即お別れ。

12:34 燕山荘を出発。
12:56 合戦小屋に到着。
アウターを脱いで、行動食を食べつくすこと…25分休憩。

その後、約20分刻みでポイントを通過。
ところが第2ベンチで早々とアイゼンを外してしまい、第1ベンチまでペースダウン。
滑りやすくて大変でした。
15:00 登山口に戻り、有明荘で入浴。


今回は槍を見るのが最大の目的ということで、目的達成!
さらに山頂まで行けたので大満足(^^)/

できることなら、上で1泊してまったりしたいわ~。


最後まで長いレポにお付き合いいただきありがとうございました(^^)♪


  ― 完 ―


【 メモ 】
下界は夏のように暑くても、山は春のように暖かくても、冬山装備が基本です。
悪天候時の登山は控えた方がいいです。



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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こうはん (そらくも)
2010-05-24 21:31:19
私はさらに後半(と私は思っていた)に蝶に行ったけど徳沢ロッジなんて宿泊私一人でした。小屋の人たちもなんで???な感じでした。前半の後半もいなかったのね。という事は前半の前半は激混み?
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Unknown (sinG)
2010-05-24 23:51:05
さすがこまちさん!十分山オンナしてますね~。合戦尾根キツイもんね。。

指、ひどくならなくてよかったですね(^^)



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そらくもさんへ (こまち)
2010-05-25 12:36:58
GW後半てことは、5月7~9日くらいでしょうか?

前半、後半って、各人の休みの長さによって言い方が変わりそう(笑)

私の場合、6~7日は仕事だったので、8~9日はGWのおまけって感じです(笑)

でも、山小屋の人は8~9日もGWという感覚があるようで、あまりに人が前半の前半(たぶん5月1~3日)に集中して、後半の後半にはめっきり人が減ったのを驚いているようですよ。
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sinGさんへ (こまち)
2010-05-25 12:40:23
雪がない合戦尾根を登ったことがないけど、キツそうだなぁ~(><)
夏道の日帰りは絶対無理だわ!

指はまだ治ってないけど、だいぶ良くなってきたよ(^^)
負傷した直後の登山はさすがに迷ったけど、行って良かった♪

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おひさです (ふじりん)
2010-05-25 17:25:40
私も明後日から一泊で燕山荘に行ってきます。
今回は剣山荘の若旦那達をご案内してきます。
私は燕山荘のOBなので毎年この時期に必ず遊びに行くことにしています。一番空いてていい時期なんですよね。いつかご一緒しましょう。
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ふじりんさんへ (こまち)
2010-05-26 09:27:09
お~!お久しぶりです!
コメントありがとうございます♪

明日からですか!
賑やかなGWが終わると、夏まで静かでしょうね(^^)
今回は日程の都合上、日帰りとなってしまいましたが、やっぱり上で泊まって静かな山を満喫したいです。

ぜひぜひ、いつかご一緒しましょう(^o^)/
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すご~いっ☆ (yumine)
2010-05-26 19:17:56
すご~いっ
雪いっぱい
指負傷しながらも登山なんてスゴイですわ
燕空いてたんですね~景色独り占めですねっ
6月もまだまだアイゼンいりそうですか?
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Unknown (junkjewel)
2010-05-27 00:51:47
もうすこしゆっくり出来れば良かったですね。
前日が暖かすぎたので霞んだんですね。

でも燕はいつも格好いいです。
顔石さんも元気そうに健在だけど、だれか持って帰ってしまうのでは?と心配していましたがそんな人はいないようですね。
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yumineさんへ (こまち)
2010-05-27 10:40:50
6月ね~。梅雨入り前かな?行くの。

その時期に登ったことがないから、なんとも分からないけど、備えあれば憂いなし…かなぁ。
軽アイゼンでもいいのかもしれない。

お役に立てずにごめんね~。
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junkjewelさんへ (こまち)
2010-05-27 10:43:30
そうですね(><)
せっかく高い山に登ったのに、すぐに下山しちゃうなんてホント勿体ない(><)

顔石さん、持ち運べる重さだとは知りませんでした…(汗
重そう…。
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