
初対面!ツクモ草!ずっと会いたかった!
23日 甲武信ヶ岳から下山後、道の駅小淵沢で22:00就寝zzz
3:10起床 3:50移動開始 4:20美濃戸着
な~んか あんまり眠れなかったぞ(><)
途中で暑くて ぐっしょり汗かいたし…
金曜夜から睡眠不足で、ガッツリ登山したから、ぐっすり眠れると思ったのにナ…
今日は16:45発の高速バスに乗って名古屋まで帰らないといけない。
今日も1日気を引き締めないと!
6月24日(日) 八ヶ岳(横岳~硫黄岳) 曇り時々晴れ
4:40 赤岳山荘しゅっぱ~つ。 南沢から行者小屋を目指します。

ほどなくホテイラン自生地。
早朝で陽が射さない樹林の中でははっきりとお姿を確認できず残念
※写真はケンさん撮影、上手い!

昨年10月に登った時、豪雨で橋が流されて、真新しい丸太がかかっていた南沢。
今ではご覧のとおり、立派な橋に付け替えられている。
そのときの10月 阿弥陀岳レポはこちらから

ダメージを受けたのは橋だけではない。
豪雨直後の南沢登山道は通行不能になり、新しく付け替えられたばかりの登山道だった。
元々道がないところに、無理やり道を作ったので、地面は柔らかく、コケを踏みつけるといった痛々しい有様。
これも登山者を安全に通すためのやむを得ない措置なのか…なんとも複雑な心境だった。
その道も8ヶ月経った今となっては、すっかり登山道として定着してしまった。

変わらぬ姿で迎えてくれるのは、やはり花々だろうか。
キバナノコマノツメ イワカガミ

徒渉が苦手なこまち この程度ならOK!

6:20 今日歩く稜線がチラリと見えてきた!
6:40 行者小屋に到着 テントがいっぱい!
最近はパーティで来ても、各々がMYテントを持参することが多くなり、どこのテント場も混んでいるらしい。

6:55 地蔵尾根の登りは急なんです。 ハ~ハ~
急登を登るケンさん、阿弥陀岳を背後に背負うこまち

梯子でも高度を稼ぐよ~!

だいぶ登ってきたね~
サイドの網篭みたいなのは、以前はなかったな~

背景は大同心。
岩場では下に石を落さないように気を付けて~

7:55 地蔵の頭に到着
あいにくガスってしまった横岳方面。 左奥に見えるのが硫黄岳
これから歩く稜線は10年ぶり。 しかも地蔵~横岳までのピストンだった。
今日は硫黄岳まで進み、赤岳鉱泉→美濃戸と ぐる~り周遊山行
わくわくドキドキするね!

北アルプスだ

まだ雪がしっかり残っているね!

山容がなんとも美しい乗鞍岳。
乗鞍のお花畑はすごいよ! → そのときのレポはこちら

横岳までは岩場の連続。 背後には八ヶ岳最高峰の赤岳がドドーン!
硫黄岳方面からやってくる登山者とのすれ違いも多い。
混雑時は譲り合おう! もちろん悪天時の通行はさらなる注意が必要だ。

梯子を登ると、

チョウノスケソウと赤岳 に思わずニンマリ

顔のほころびは止まらない

ツガザクラ オヤマノエンドウ
イワウメ チョウノスケソウ
6月に登るのは初めてだから、お花に迎えられて嬉しさ倍増!

ガスの中の岩場歩き。 ここも雨天時は滑りやすそう。
登りつめると…

色とりどりのお花の競演!
チシマアマナ(白) ミヤマキンバイ(黄) オヤマノエンドウ(紫)

チョウノスケソウが オヤマノエンドウと戯れてる


ハクサンイチゲも! ← 写真下手(><)
ツクモ草はまだかいな~?
待ちきれない気持ちを抑えながら、キョロキョロ~~
おっ!!!

ありました!ありました!
初ツクモ草



いや~ん 小さくて かわいいじゃないですかっ




薄グリーンとクリーム色の なんとも優しい配色!

ツクモ草は、晴れてないと開かない。
ちなみに、発見者の父の名を取って九十九草と書くんだって。

ツクモ草はこんな岩壁に咲いているんだよ!
しかもほとんどが絶壁に向かって咲いていて、なかなか登山道の方を向いていない。
足場も悪いから、写真を撮るのは大変。
無理せず、踏み込み過ぎないように!!
絶壁から落ちたら元も子もないし、知らず知らずに花や芽を踏みつけているかもしれない!

白毛たっぷり

花弁のような萼片のまわりにも、葉っぱにも! ふわっふわっ
人間だったらただの“毛深い人”で終わってしまうところを、ツクモ草の愛らしさがそう思わせないところが
The ツクモマジックか!?(笑)

ん~もう少し開いて~~(><)
曇ってるから仕方ないのね~

岩壁のツクモ草に近寄りたくてもこれが精一杯。
まったり写真撮影に時間を注ぎ、気になるは下山タイムリミット。
ケンさんがいるからちょっぴり安心

「 もう時間ないから写真はそこまで! 」 ていう声がいつかかるんじゃないかとヒヤヒヤしながら(笑)

絶壁を空中散歩する ホシガラス は 私達が見ぬツクモ草の姿を捉えているのかな?

思ったような角度に出会えない。
こっち向いてくれないかな~ツクちゃん


開いているね!
今年は咲き始めが遅かったので、6月24日でも会えたね。感謝!
毎年、梅雨の時期と重なるので、なかなか簡単には晴天の開いたツクモ草に会えないらしいよ。

すれ違う登山者から教えていただいた ウルップソウと初対面!
まだまだこれから咲くので楽しみですね~

こんなところを登ります。

岩場の中、お花たちは鮮やかに咲き誇っています。
本当にこの色合いは美しいですよ~
それにしても、大丈夫かな時間…
チラリとケンさんを見る。
「 まだ大丈夫。さっき時間稼いでるから。でもこのペースで行くと分からないなぁ 」

登山道脇にはキバナシャクナゲ

10:15 横岳(2,829m)とうちゃく~
子供連れのファミリー登山者もいてびっくり。
10年前にここまで来たけど、道中、ほとんど覚えていなかった

ここから先は初めて歩くので楽しみでもあり緊張も少々。

横岳からの下りは慎重に。

夏と冬でびみょ~に違う登山ルート。
どっちからでも行けるそうですが、夏道で行きます。
この後にカニの横ばい。
剱の横ばいとは違うけど、慎重にね~

ツクモ草、咲いてないかな~ キョロキョロ探し中

おっ!あった~!
赤○めがけてパシャリ!
う~む、遠いな~ しかも ちっこいんだな(><)
このあたりでツクモ草は終了。
また会いに来るね、ツクちゃん


ここはコマクサロード



斜面いっぱいに咲くんでしょうね。 その頃にも来てみたい

キバナシャクナゲと硫黄岳


台座の頭から硫黄山荘まで下りま~す
11:05 硫黄岳山荘後ろで小休止
時間が迫っているので、早々と栄養補給


硫黄岳へ登るよ~ わっせ わっせ
冬はとっても風が強いところ。

11:35 硫黄岳(2,760m)とうちゃく~
山頂は広くてのんびりできるけど、今日はそうも言ってられないのが悲しい。

硫黄岳直下はゴロゴロ岩場
それも長くは続かないけど、少しザレた下りなのでズリッと滑りやすい ← ソールがすり減ってるだけかも(^^;)

見納めだね~

右から 阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳


赤岳鉱泉までの下りは頑張って歩いたおかげで、30分ほど時短に成功!
樹林帯はあぢい~~


12:35 赤岳鉱泉 ちょいと休憩
ふぃ~~ あと1時間半か~
こんなウッドデッキ なかったんだけどな。 いつの間に…

シロバナノヘビイチゴ ミヤマキンポウケ
キバナノコマノツメ群生 コミヤマカタバミ

八ヶ岳見納めだよ~
帰りたくないよ~


緑美しい南沢をスタスタ~~

こちらも立派に整備されてますな。
八ヶ岳には10年前から何回か来ているけど、ここまで整備されたのは初めて。
豪雨の傷跡がひどかったのか、登山者が増えたのも要因だろうか。
歩きやすくていいのやら、登山道ぽくないのやら…

整備された関係者の皆様、お疲れ様でした。

13:35 林道終点
14:10 赤岳山荘
よしっ! 16:45発のバスに間に合うぞ

道の駅小淵沢に戻り、温泉でまったり~

まったり~ まったり~
そう、この”まったり~”が大ピンチになろうとは

道の駅と高速バス乗り場は約1km離れている。 道もまっすぐ一本道。
それに安心しきって、16:25に道の駅を出発。
道の駅に入ったときの入り口とは違う出口から出てしまい、走れども様子がおかしい。
あれ~?そろそろ小淵沢ICなのに…。
あ、出た方向が違う!と気づいて、慌ててUターンして、道の駅に戻り、軌道修正。
コンビニで飲み物を買いたくて寄ってもらう(バスの中は乾燥するから飲み物が欲しかった)。
時間が迫ってる!
バス停は小淵沢ICにあるからすぐに分かるだろうと思ったらこれまた大間違い!
乗り場が分からない!!!
分刻みで焦ってくる。
どこだ!どこだ!名古屋方面のバス乗り場はどこだ―――!

ケンさんが料金所の人に聞いてくれて、大慌てで向かう。
そして本線への階段を登山靴で猛ダッシュで駆け上がる

ゼ~ハ~ ゼ~ハ~
時計を見ると定刻16:45!
バスは?バスは? 行ったか?まだか?
バス停に一人の女性がいたので、声をかけてみると…
「 まだ来てませんよ。このバス、時間通りに来たことないんですよ~。」
それを聞いた時、全身の力が抜けるようだった。 へなへな~
素早くバス停の場所を聞いてくれ、
そして最後の最後に大失点を付けてしまった私に、
「また山に行こうね」と声をかけてくれたケンさんに大感謝。
反省しながらバスに乗り、ツクモ草に思いをはせる。
今もあの岩稜帯でかわいい産毛をなびかせながら、多くの登山者に愛され続けるのだろう…と。
< おしまい >
【 こまちメモ 】
・ 美濃戸P 1日1,000円
・ 赤岳山荘、行者小屋、赤岳鉱泉、水場あり。硫黄岳山荘1L100円
↓↓ ぜひクリックしてね♪ツクモ草はかわいいクリーム色♪



を歩きました^^
ホテイラン、まだ健在でしたね!
花たちは同じ個体と思われるのも撮って
ますね~(笑)私もツクモグサ初対面で
感激しました。一週間違うとウルップソ
ウも色がついてますね。チョウノスケソ
ウもいっぱいでいい感じです。
この時期の八ヶ岳大好きです。
しかし道の整備が早いのはさすが八ヶ岳
って感じですね(^^;)
二日連続ってこまちさん元気だわ~
ツクモ草のフワフワ毛、確かに人だったらただの毛深い人だ(笑)
擬人化しちゃうとは、こまちさんもうまいネ(^^)V
ツクモ草もウルップソウもチョウノスケソウも初めてって言ってたから、夢中になって撮っている姿を見たら、とてもじゃないけど急かすことなんてできないよ~(^^;
それでも予定より早く下山できたのは、ひとえに赤岳鉱泉への下りにしっかりとついて来てくれたから!
よく頑張った☆
個人的には崖下のツクちゃんを撮っている写真がお気に入りだったので、採用してくれて嬉しいな^^
かなり必死だったよね(笑)
何気に疲れるし(><)
最後のドタバタも詳しく書いちゃったね~
ってか、その前に道の駅を出る時ボクがミスってたんだよね~
それじゃ、これでおあいこということで~(^^;
シャクナゲもツクモ草もピークは過ぎていたけど土日で両方見たい!っていう目的は達成できたし、来年に宿題を残さないで良かった^^
ただでさえ宿題が溜まってるだろうから(笑)
もう少し時間にゆとりがあれば赤岳も寄り道したかったのですが(^^;)
天飾さんがツクモ草と初対面とは意外でした(笑)
てっきり通い続けて○年…という方かと。。
八ヶ岳の整備は早いし、しっかり整備してますね。
今まで滑りそうな丸太でしたが、今回の整備でその心配がなくなりました。
2日連続でも軽いザックだったので歩けたのですよ~(笑)
その時に調べてブログ日記にも載せていたのに、すっかり忘れていたよ(^^;)
知らない間に撮られていた写真は、けっこう好きだよ~。ありがとう♪
赤岳鉱泉のデッキの上でポケ~としている写真、何気にお気に入り(笑)
目的がツクモ草だったのであれだけ咲いていて満足な山行でした。もちろん前日のシャクナゲもね!
宿題はまだまだ山積みで、予習復習も大切だから忙しいね(笑)
最後のドタバタは、ケンさんの”ブログに書きなさい命令”があったから(爆
…というのは冗談で、反省も込めて…ね。
いろいろお世話になりました。
わたしも毎年この時期になるとツクモグサが気になって・・・でも、この時期は晴れ間が少ないんですよね~~((+_+))
そして、バスに間に合ってよかったですね・・公共交通機関はドキドキしますよね☆彡
美農戸からは、わたしの車は腹をこする為、そちらからは、登れないのですが・・・雰囲気をよく掴めました。
実はグリーンシーズンの八ヶ岳に行きだしたのはここ2年ばかりです(^^;)
私は八ヶ岳ってばずっと冬しか行ってませんでした。
花に興味が出てきたのもここ数年で横岳周辺がこんなに
花いっぱいとは知りませんでした。
ここは特別保護区なんですよね~
同じ山でも季節を変えたり自分の視点が変わると全く
別の山に見えるから不思議です。
ツクモグサの写真めいいっぱい近づいてよく撮れてますね!
今日は大雨でどこにも行けないので久しぶりに覗きに来たら、甲武信の話が書いてあるじゃないですか?
下山して車中泊して八だって超羨ましいです。
それにしても体力ありますね。
ここしばらくロングコースを歩いていないので
練習しないといけないのですが、天気が悪いのでどこにも行く気がしません。
この調子じゃ、ぶっつけ本番で七倉岳~蓮華岳~針木岳に成りそうです。
色々な方の山行記録や写真を見て想像してたより小さかったです。
晴れないと開かない、晴れる日が少ない時期、どうしても矛盾してます(笑)
公共交通機関は時間に縛られるので、山中気持ちが焦ってしまいます。
今回はギリギリセーフでした(^^;)
余裕を持って行動しないといけないですね。
またまた意外な発言ですね(笑)
カメラ片手に花々を取り続けて○年かと♪
八ヶ岳って意外に花が咲いてますよね~
最初9月に登った時は花が少なくて(まぁそのときは花に興味なかったんですけどね)、岩岩の山というイメージでした。
その後ある年の7月に登ったら花が多くてびっくりしました。
季節を変えて同じ山を歩くのもイイですね♪
ツクモ草は思ったより小さくて遠くて断崖絶壁でとても手が届かない。
写真やネットの山記録のようには撮れませんね(><)
でも久々のガッツリ登山とお花見山行で疲れもどこへやら吹っ飛んでしましました。
山にはそんなパワーがあるので止められません♪
この連休も難しいお天気ですね。
ぶっつけ本番で七倉岳~針木岳とは私ではバテるの間違いなしです。
あ~北アに行きたくなってきた!!