
下山はシャクナゲに向かって一直線!
でもその道なりはアップダウンの連続だった
展望はないけどマイナスイオンたっぷりの源流遊歩道

美味しい天然水で心身ともに潤ったこまち

次なるお楽しみはシャクナゲさ~
さて、甲武信ヶ岳は、甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあるので3つの頭文字をとっているというのは有名ですね。
この山に登るルートはいくつかあって、どの道も魅力的。
今回のルートは、絶対6月!と決めていた。理由はシャクナゲ!
十文字峠のシャクナゲは見頃を過ぎてしまったけど、まだ上部の野生のシャクナゲが残っているはず!
期待を胸に秘めて、さぁ下山編のはじまり~ はじまり~

甲武信ヶ岳山頂はこんな感じ。だいぶ人が減ってきた。
こんな時間でも人が多いのは、別ルートで下山する人達だろうか。
十文字峠経由だとCT5時間かかる。
今から下山したら18時着。 通常なら遅い下山時刻でタブーとされるが、1年で一番陽が長い時期なので、よしとした。
13:10 下山開始~

下山なのに、登る、登る・・・
そりゃ、三宝山までは登るわな。 ハ~ハ~

13:35 三宝岩の分岐
赤が登山道、青が寄り道

三宝岩に立って甲武信ヶ岳を眺めるケンさん(画面右上)

私も三宝岩に登ってみた。 足元が落ちてるから ぎごちない座り方

左ピークが甲武信ヶ岳。 先ほど歩いた縦走路の一部はフラットにみえる。

13:50 三宝山(2,483m) 展望ないけど休憩適地だよ~
甲武信ヶ岳よりわずかに標高が高いのよん

花がほとんど咲いてなくて、なんとか見つけたミツバオウレン(かな?)
人の声もしない静か~な 苔むした樹林帯を黙々と下る。
なんとなく八ヶ岳に似ている。

14:20 尻岩 とうちゃく~
大きな岩に、大きな割れ目! 本当に立派なお尻だわ(笑)
自然が作り出した造形美なんでしょうが、こまちが驚いたのは割れ目じゃない!

なんと!尻岩の上に樹木が育っているんです

これに気が付いた人、どれだけいるかなぁ~?

みんな、割れ目にばっかり気を取られてない?(笑)

さて、尻岩から武信白岩山に向けて 登る!登る!
ハ~ハ~ ハ~ハ~ ケンさん、待ってぇ~ キツイよ~!

このあたりでガスってしまったけど、それはそれで雰囲気があってイイ感じ


ミニ梯子を登って、ちょっと見晴の良い岩場に出ると…

ピラミダルな岩峰 武信白岩山(2,280m)が目の前にド――ン!
※武信白岩山は登頂禁止

しかし、武信白岩山を目前に、急な下りが待っていた。 ← 短いけど
なかなかアップダウンのあるルートです。
久々の身体にはこたえるわ~


木々の間に見える 白く光るピラミダルな武信白岩山(2,280m)
手が届かないだけに神聖な場所に思えてきます
登頂禁止なので巻きま~す

ついに!現る!シャクナゲ!
“つぼみ“は 色が濃いね~ 子供の頃、お母さんが使ってた口紅の色に似てるかも
咲き始めの一瞬もキャッチ!

シャクナゲ 咲いてた~

つぼみと比べて、色薄いピンク色 柔らかい色だね~


シャクナゲのトンネルとは言えないけれど、道沿いにちらほら咲いている。
期待しすぎちゃったかな…
いやいや、まだこれからさ~

右側が切れ落ちてるけど、左側にはシャクナゲ

上を見上げるとシャクナゲ


頭上にシャクナゲ 登るこまち

15:40 大山からの展望①
毛木平 白く見えるのはレタス栽培地

大山からの展望②
歩いてきた稜線と三宝山 東からガスが押し寄せている。
甲武信ヶ岳は三宝山で隠れて見えないね

15:55 大山
日当たりが良いのか この辺りのシャクナゲはぐったりお疲れ気味。

大山からの下りは急で、鎖付き
右手骨折してから、グーが握りにくくなってしまい、鎖場はちょっと怖い。
試しに右手にテンションかけてみるが、この鎖の太さならOKということが分かった。
もっと細いロープとかは微妙です。

下ったところにシャクナゲ モコモコ~




日当たりの加減で シャクナゲの色も違って見える

再び鎖の下り・・・

シャクナゲ散歩道


熊のひっかき傷?


スポットライト風のシャクナゲ


シャクナゲ散歩道



色が薄いシャクナゲ 濃いめのシャクナゲとあるみたい?
野生は密集度がまばら。 これは土壌の関係で密生できないのだろうか?

16:35 十文字小屋についた~
小屋裏と小屋横のシャクナゲは遠目に見れば、まだ見れる(笑)

小屋前のシャクナゲ園は 散り散りとなって見頃終了~ チ~ン
でもこれは想定内。
最盛期はきっと素晴らしいでしょう

人の手で管理されているシャクナゲ園は密集していて華やかだけど、野生のシャクナゲ道も負けずとも劣らない。

レトロな山小屋

この木の色合いといい、風合いといい たまりません

味があるね~

北アを始めリニューアルする山小屋はどれもピッカピッカな新時代ウッド調。
綺麗なんですけど・・・
こういった昔ながらの山小屋がいつまでも残ってほしい。

夕食の準備中かな? ほっこり煙がアットホームな小屋を引き立てています。
ケンさんの山仲間さんがベンチで休憩されており、今夜は宿泊されるそうです。
「シャクナゲが終わったから、人が少なくて静かでいい!」ですって。
なるほど~ シャクナゲ最盛期はきっと混雑しているでしょう。
こうしてあえて静かな時期に登ってこられるというのは、さすがツウですな。

16:40 最後は1時間半の下り!
八丁坂の頭まではゆるやかで、その先は、ジグザグに高度を下げていきます。
それでも甲武信から十文字峠までの道に比べたら歩きやすい!

17:50 水場で小休止
ここの水も美味

翌日の登山用に、水を2L汲んだよ~


17:55 五里観音 …のはずなのに、一里観音?
18:00 橋

18:10 毛木平P(1,433m)に戻ってきました~
レンゲツツジもまだ健在。ベニバナイチヤクソウは写真撮らず、温泉へGO!
初登頂の甲武信ヶ岳!
源流を辿って、シャクナゲ目指して、充実した1日でした

深夜バスの睡眠不足はどこへやら吹っ飛んじゃったし

軽やかに…とはいえないけれど、歩き通せた喜び。
やっぱり山はいいね~

嫌なこと全部忘れて、元気になっちゃう!
今日もいっぱいパワーをもらいました。
しっかし、9時間の山歩きは久々に足にこたえたよ
でも明日も頑張って登るぞ~
ツクちゃん 待っててね~ → レポはこちら
【 温泉メモ 】
八ヶ岳海尻温泉「灯明の湯」 @800円なり~
冷泉なので、温冷の2槽あり、源泉かけ流し
露天風呂はぬるくて入れませんでした(限りなく冷泉に近い)
とってもイイお湯でした~
↓↓ ぜひクリックしてね♪シャクナゲはかわいいピンク色♪



これじゃ~やっぱり時間もかかるよ。
文章と写真のレイアウトも良し!
記憶がよみがえったよ~^^
三宝岩、行こうか迷ったけど、こまちさんが行くって言ってくれて良かったよ。
あんまり期待してなかったから、あの展望にはビックリだったね☆
尻岩では、確かこまち尻とのツーショットと撮ったはずなんだが…
なんで採用しないん?(笑)
シャクナゲは確かにピークは過ぎてたけど、つぼみ→開き始め→開花!のスライドショーが見られて良かったね。
今回は寄れなかったけど、甲武信小屋も昔ながらのレトロな感じの小屋でイイんだよ♪
水場の水もうみゃかった(笑)
正直、歩き通せるんかいって思ってたけど杞憂だったね(^^;
口とは裏腹にオヌシ、やるなっ!
初日だけでもお腹いっぱい楽しかったのに~
さあ~次はいよいよツクちゃんだ~^^
わたしもこのぐらい手間暇をかけて、できると
いいなあと思うのですが
甲武信は、2年前ぐらいに逆コースで、十文字峠のシャクナゲが満開の頃に、周回したので、尻岩、源流など思い出して、懐かしく思いました
カモシカ展望台には行かれなかったのですか?
あそこは素晴らしいですよ~~
写真はケンさんが撮った写真も多数採用してま~す。
三宝岩、良かったね。
寄り道も近いし、寄るしかない!
尻岩の写真はね~微妙に角度で大きさが分かりにくかったからやめちゃった。
シャクナゲは十分楽しめたよ。
ピークは過ぎてたけどイメージはできたしね。
小屋もお水も全て良かった。
静かな山歩きもプラス効果だったね。
バスを降りたとき、睡眠不足で、甲武信は無理だ~って本気で思ったよ(^^;)
でもケンさんが引っ張ってくれたおかげで歩き通せたよ。
ありがとうね~
だんだん長いレポになってしまい、うまくカットできないところが優柔不断です(^^;)
十文字峠のシャクナゲ満開も見てみたいです。
人も多いでしょうね~
カモシカ展望台は行きませんでした。時間も夕刻が迫っていたし、ガスっていたので。
また再訪したいです。