
5月3日、日本語ペラペラの現地ガイドさん(日本には一度も来たことがないのにダジャレがうまい)と一緒にバスでエローラへ向かう。
途中の写真ストップはダウラタバード。1187年にヤーダヴァ朝が建てた砦、丘のように見える。
エローラ石窟の北に位置するピタルコーラ石窟を見学。
サタマラ渓谷最奥部にあります
アーンドラ王朝、紀元前3~2世紀から数世紀に渡って造営。
第4窟。
6世紀頃に描かれた壁画。
第3窟には僧侶が寝ていたベッドがあります。
昼食はエローラ近くのレストラン。
カレー以外の料理もあった。
歩いてエローラへ。大きな街路樹。
エローラ石窟寺院群に着く。1983年に世界遺産に登録。
中でも有名なのが正面に見える第16窟。
古代3大宗教(仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教)の石窟寺院が一堂に会する世界で唯一の場所。
場内専用カートに乗ってジャイナ教石窟群の第32窟,33窟に向かいます。
ジャイナ教は仏教と同じ頃、紀元前6世紀に開祖ヴァルダマーナがインドの地で開いたものです。現在数百万人信者がいます。厳格な苦行、禁欲、不殺生で、究極のベジタリアンも多い。
第32窟。
次は専用カートにまた乗ってヒンドゥー教石窟群へ。
第13から第29までがヒンドゥー教の石窟です。
これは第16石窟。カイラーサナータ寺院。
8世紀ごろクリシュナ1世の命により、カイラス山をイメージして作らせたと考えられています。
アテネのパルテノン神殿の倍ほどの規模です。
一つの岩山から掘られた世界でもまれな石堀寺院です。
この後自由時間だったので第16窟が見える見晴らしの効くところへ上がってみた。
一つの岩山をくりぬいて作ったというのがよくわかる。20万トンの岩を掘り出し、100年かけて作られた~~~
全景が見えて素晴らしかった。ぐるっと一周したので時間かかったけど。
最後は仏教石窟群。第10窟は大工の石窟と呼ばれる有名な石窟です。
紀元前の仏教は小乗仏教で仏像は作られず、仏陀の象徴として菩提樹や法輪、仏足石などを礼拝し、それをチャイティヤと言います。しかし次第に大乗仏教が盛んになると仏像が壁画やレリーフに使われるようになってきました。その一例がこの第10窟です。
この後スーパーに寄ってホテルへ。夕食はホテルのブッフェ。
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