それでも歯医者になりたくて。

歯科系日記/日常生活日記/猫日記を漫画で描いてます。最近歯科成分薄くなってますが、読んでもらえたら嬉しいです。(^O^)

Then, What !? (;・∀・) 文のみ。

2018-06-26 | はるかの留学
どーも、どーも。絶賛発熱中のはるかです(=゚ω゚)ノ

今日、発熱しながらも、プレゼンやりました。
3回目なので、しゃべってる最中に質問が来ることにも驚かず、真剣に集中して質問を聞き、時々分からないながらも、めっちゃ頑張って答えてやりました(-"-)。予測質問も考えて答えも考えてたので、全然スムーズだった。自分としては60点くらいかな。この間はマイナス20点くらい・・・(*´Д`)。


そんでね・・・今日気づいた。今まで、ワシが間違ってた・・・ということに。(´-`*)。


私の今までの感覚はなんというか、ビジターだった。

どうせ正規の人間じゃないし、自分の研究費持ってるから自由に研究して日本に帰るまでに形になればいいなぁ~・・・みたいな。

でもね、今日プレゼンやってこれまでの結果を報告して思ったけど、教授をはじめとしてポスドクの人達はみんな、私をチームの一員&大学院生のように扱っている(;・∀・)全然お客さんじゃない。


今日教授に「このテーマの研究の目的は?」と聞かれました。

で、これまで日本では、「患者さんに使う薬を作るなんて大それたことは目指してないし我々がやるべきことでもないから、色んなタイプの薬を作って、その可能性を示すことを目標にやればいい」と言われてたし、そういうスタンスで研究してきたので、

「この薬がこう使える、という可能性を示すことです。」と答えました。

そしたら、「いや、可能性は分かったよ・・・?可能性を示して、そんで? Then, WHAT!?」

って返されまして。。。(;・∀・)

教授としてはその可能性を示した先に、どうやってどの段階で患者さんに使うのか具体的に知りたい、なぜそれが患者さんにとって有益なのか、現在行われている治療よりも優れた点はどこなのか、他の研究よりも秀でてる特徴は何か、もっとはっきり明確な目的を示してほしい、と。そしたら納得するよ、と。


私は、本当は患者さんに役に立つものを考えてやりたかったけど、それは「大それたこと」なので、「いつかやりたい・いつかたどり着きたい境地」で今の私には関係ないと思っていました。

で、今は目の前の自分の評価を考えて、1年に一本、最低2年に1本は論文出して行かないとな。。。患者さんの役に立つことを目標にする研究はトップランナーのすることだから、なんとなくのテーマでも論文出せばOKだな。。。とも思ってました。

でも同時に、研究者ってトップランナーだけが臨床に近くて、私の研究ってこんなものか。。。という残念な気持ちもありました。


しかしね・・・ここの人達はね・・・ガチだよ( ゚Д゚)。
本当に、まじめに、心の底から、どんなテーマでも確実に臨床につながるようにって意識して研究してる。全然、レベルが違う( ゚Д゚)。大それたことじゃない。真剣に臨床応用考えてる・・・ってまあ、研究所のスタンスとして臨床応用を積極的にするところだからそうなんだろうけど・・・私が間違ってました。そしてお客様気分でいてごめんなさい(*´Д`)。。。

もう、今日生まれ変わる。オラ、生まれ変わるぞ(*´Д`)。
ちゃんと臨床を見つめて、自分の作った薬を患者さんに使うってことを真剣に考えて研究する。
で、自分の研究さえやってればいいでしょ~どうせお客様なんだから・・・という考えは捨てて、ここの大学院生と同じように扱ってくれるんだから、大学院生と同じスタンスで勉強しよう(@_@)。あと1年半くらいしかないけど、少なくとも1年半はお客さま気分を捨てよう。そうしないと今の研究所ではやっていけないわ。。。(;・∀・)。

もう、考えを改めます。そして一生懸命勉強と研究します( ゚Д゚)。。。


今日、私の分野について全然分かってなかった教授が、大量に私の分野の論文のコピーを持ってて、「はるか、これは読んだ?ここにはこう書いてるけど、なんでこうしないの?」みたいな、自分の分野の論文は全部読んでて当たり前スタンスで色々聞かれて、さらにもうすんげー理解してて、びっくり( ゚Д゚)

さらに、

教授「これをメラノーマでやってる研究はないの?」

はるか「メラノーマは調べたことがないです・・・」

(ポスドク)ビル「(猛烈な勢いで検索しながら)やってるね。〇〇と××での研究でやってる」

教授「じゃあ、その論文をはるかと僕に送って。」

(ポスドク)ビル「もう送った」

教授「はるか、それを読んでメラノーマで可能になる研究計画を立てて。」

はるか「はい・・・( ゚Д゚)」

・・・という一幕も。

もう、お客様じゃない。。。オラ、頑張る( ゚Д゚)。