ポコ・ア・ポコってのは、音楽用語で少しずつという意味。クラシックを愛しバイオリンをやっていた父らしい表現だな。(´-`*)
なんか、勝手なんだけど、父が亡くなって3年だな~と思ってたとこに麻央ちゃんのニュースがあって、海老蔵さんの会見があって、今日はすごくしんみり。。。(._.)
乳癌というのがちょっと身近、というのもあるかもな、と。私は歯医者なのに乳癌の画像診断で博士号取ってるし、来年留学するのも乳癌の治療を研究しているユニット。今日も乳癌細胞をいじくって実験していたし。
で、何を考えてしんみりしてたかって言うと、私自身はずっと健康であんまり癌とか関係ない気がしている中で、癌研究楽しいな~とか思いながら実験を続けて論文書いてってしてるけど、本当に癌が身近な人にとっての癌研究は、研究楽しいとかそんなんじゃなくて、もっと鬼気迫るような状態だよな、って。うまく言えないけど、私の研究ってなんか、甘ちゃんっていうか、のんびりっていうか、楽しく研究しちゃってる感じ(._.)。
それが全面的に悪いことかっていうと、そうではないと思うけど、気概というか気合というかが足りないかもなって思った。「いつか臨床に役立つものを」って言ってるだけになってないか?本当に、そこを目指している、今の、この一歩なのか?って、父が言うのとはちょっと違う形だけど、私なりに自問自答して進んでいかないとなって思った。
私は歯医者だから、将来はやっぱり、顔に傷が残る可能性が高い口腔癌の治療に役に立てる研究をすることが目標だけどね(´・ω・`)。
そんな、しんみりな今日でした。明日は、美味しいパスタでも食べに行こうかな。
父から手紙をもらった記憶…ほぼ無いかも。
研究は、楽しんでやって良いではないですか〜
患者の立場から言うと、早くして〜〜(薬の臨床試験とか承認とか)って思うことも確かにあるけれど、研究って気合い入れたから望む結果が出るという訳では無いし。
ぜひ楽しんで、色んなことに興味を向けて可能性を広げていってもらいたいなぁって思います。
応援してます٩( 'ω' )و
確かに、気合い入れたからって進むもんでもないですね(´・ω・`)・・・。
基礎研究から臨床につなげることが途方もなくお金がかかるとか、研究者は論文のインパクトファクターでしか評価されないとか、色んな大人の事情が解決されない限り、現状の「基礎研究はたくさんあるけど臨床につながらない」という状態は解消しにくいのかもしれませんね((+_+))
私なりに楽しみつつ、目の前ばっかり見てて変な方向に進まないように自分の行きたい場所を確かめながら歩いていきたいと思います( `ー´)ノ!頑張りつつ楽しんじゃいます!