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タイの沼は海ですか?

SAFE HOUSEが残したもの

正直言って、この番組が始まる告知を見た時、私はいまひとつ気持ちが上がらなかった。

リアリティーショーというものへのネガティブなイメージがそうさせたのだと思う。

リアリティーとは名ばかりで、ドラマチックな出来事やトラブルありき、演出重視の悪趣味なコンテンツというイメージだ。(個人の感想です)

特に日本人にはあのテラスハウスの痛ましい事件がまだ記憶の底に沈まずに残っている。リアリティーショー・アレルギーと言ってもいいかもしれない。

そんなわけで、推しがメンバーに入っていると知っても、様々な心配や懸念は持てど、楽しみには出来なかった。そう、まったく期待していなかったのである。

それでも……。
人間の好奇心の恐ろしさよ。
私は1日目のスタートから見てしまった。


か、可愛い……。😍

これが最初の感想である。
胸がキューッと締め付けられるほど可愛い……みんな。

笑顔とワイ🙏込みの「サワディーカップ」にもう、こころは鷲づかみにされた。

彼らの礼儀正しく健全で、でも「元気いっぱいこのプログラムを楽しむぜ!」とでも言うような姿に、私の勝手な懸念は消えていった。


それからは、長引くコロナ禍で、私たちがやりたくても出来ないことを、あくまでも自然体で実行してくれる彼らに夢中になった。

私は職業柄、もう1年半以上、複数の他人と会食したり旅行に行ったりしていない。他人の家を訪ねてもいない。大切な人ともビデオ通話だけだ。
いや、多くの人がそうだろう。昼休み、職場で話をしながら昼食をとることさえ出来ないのだ。

私はもともとインドア派だし、人間相手の仕事だし、プライベートはひとりで過ごす方がリラックス出来ると思っていた。
もちろん、それはその通りなのだけど、『SAFE HOUSE』の彼らを見て、やっぱり人とのふれあいっていいものなんだと思い出した。😌

素直にそう思わせてくれたのは、露悪的にならずにあくまでも【楽しむ】ことを第一として視聴者に伝えてくれたこのプログラムのコンセプトである。

それを遂行出来たのは、もちろん企画したスタッフの準備や本番中のサポートもあるだろうが、なんと言っても俳優陣の素晴らしさである。

現代っ子の彼らが、同じ事務所とはいえあまり親しくもない人間と7日間も、パーソナルスペースも満足に与えられずに過ごすのは大変なチャレンジだったと思う。

しかし、蓋を開けてみれば、彼らは持ち前のコミュニケーション能力とインテリジェンスの高さ、そしてあたたかい人間性で、明るく円満に乗り越えてしまった。途中、ヒヤリとした場面はあったが、怪我や事故、そして体調不良で誰かが離脱することもなかった。視聴者にこれ以上ない彼らへの愛という【萌え】を残しながら走り抜けたのだ。

どれほどの準備があったのか……。開始時の彼らの反応(まだお互い打ちとけていない印象)で、おそらくオリエンテーションは個別に行われたのだろうと思う。険悪な空気になったりトラブルが起きたりする可能性は考慮されていたのだろうか……。それとも、そのようなリスクが極めて低いメンバーを選りすぐったのだろうか……。

いくつかの謎を残しつつ、今、私のこころにあるのは、彼らへの尊敬の念と、そんな彼らを好きになった自分への誇りである。

あらためて叫びたい。
「やっぱ私の推し、最高ーー!」
みんな大好きだーーー!!」


この奇跡のようなプログラムは、早くも私の中でネットコンテンツにおける今年のNo.1となった。

今回の大成功を受けてGMMはSeason2を考えるかもしれない。でも、ファンとしてはくれぐれも慎重に決めて欲しいと思う。これまで他のリアリティーショーで見られたような人間関係の【棘】の部分は絶対に見たくないから。
少なくとも私が見たいのは、メンタル面を含めた真の意味での【SAFE HOUSE】なのだ。
今回のように、参加した俳優さんたちが終わったあともお互いを恋しく思うような、そんなプログラムなら、また見てみたいと思う。

そして、今回私たちはNeoくんという、新しいスターの誕生を見た。
知れば知るほど、彼は凄い人。
いつでも全力の彼が、全力で恋するドラマを見たいと思うのは、私だけであろうか?😉












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