久しぶりに映画を録画して見ました。
2020年日本公開の作品『コリーニ事件』。
善良な市民と思われていた老人が射殺される事件が起きる……。犯人は黙秘を貫いていて動機もわからない。新米弁護士のライネンは被害者が自分の恩人だということを知らずに、犯人コリーニの弁護を引き受けることになる。
以下、ほぼネタバレなしの感想のつもりだけど、1ミリも知りたくない方はパスして下さい。
これ、ドイツの映画なんですね。原作者は弁護士でもあるF・V・シーラッハという人。前情報もほとんど入れずに見始めて、なんとなく、アレが絡んでくるのかな……と思ったら、まさしくその通りでした。
わかっていても、真相はやはり衝撃的でしたし、泣いてしまいました……。😢
きちんと整理され、法廷サスペンスとして見やすい作りです。映像も無駄がなく美しい。辛いストーリーではあるけれど、主人公の成長や人間関係の変化など救いのある部分も描かれます。
映画の中で話される言語はドイツ語とイタリア語。一応、学生時代に履修したので(全然喋れないけど)懐かしい響きでした。このところタイ語や英語ばかり聞いてますからねw。
キャストはほとんど初見の方ばかりでしたが、犯人役のフランコ・ネロは見たことある!って思いました。キャリアのある俳優さんですよね。調べてからわかりましたがw。
余談ですが、被害者の若い頃を演じた俳優さんがメチャイケメンです。今後、要チェックかも?
映画館では見れないみたいだけど、公式サイトがまだありました。↓
画像は彼岸花。
赤い花の花言葉は「悲しき思い出」だそうです。