こんばんは、内田です
メンテナンスの方々、新たなご縁で作成させて頂いた方々も続いております。
T様は病院から受け取ったパンフレットの中からウチを選んでくださり、作成にいらっしゃいました。
治療が始まり2週間が過ぎ、脱毛が始まられておられました。
「あちこち見に行っても迷ってしまうから、もうコチラにお願いしようと思って来ました。わからないことだらけなので、色々相談できたらと思います。」と。
以前はかなり短いショートで襟足も刈り上げをされていたそうですが、ウィッグですのでそういった部分はカバーしないといけないので、今までより少し長めのショートにお仕上げすることに。
旦那様の編んだステキなニット帽(デザインも入ってかなり完成度が高い
)をかぶって
「髪の量がちょっと増えて若返った感じだわ
」とT様。
そして、ネットで探してくださり島根県よりいらしてくださったS様。
お電話いただいた時に、数日後に1度目の治療をされるということだったことと、遠方であることから、治療後2週間頃から脱毛が始まるということをお伝えし、なるべく来店の回数の負担を少なくするため、ウィッグの必要になってくるギリギリの日を作成日にさせて頂きました。
治療に備えボブにカットを済まされておられ、
「いずれ脱毛するんだったら、坊主にしようかなと思ってて」
と、おっしゃっていたS様。
でも、その表情はとても不安そうでしたので
「気が進まないのであればそのままでも大丈夫なんですよ。」
よくお話を聞くと
「小さい時以来ショートにもしたことないので…」
「じゃあ、1回ショートにしてワンクッションおきましょうか。」
「いいんですか?」「全然大丈夫ですよ!」
ということで、まずボブ→ショートに。
気持ちの整理のついたS様が
「もう大丈夫です。坊主にしちゃってください!」
ウィッグは以前より少し長めの肩下のロングで巻いたり楽しめるスタイルに
女性ですから坊主にすること、治療のためとはいえとても勇気がいることです。
ですからご本人のご希望を尊重できればと思っています。
そして、もう1人のS様も病院でのパンフレットでいらしてくださいました。
初治療後に熱のため入院されておられ、作成が延期になっていたのですが、お会いすると
「熱が少しあっただけで、全然大丈夫ですよ~」
との返事に安心しました。
緊張も解けて家族の話などでかなり盛り上がりながらの作成でした
以前と同じ感じの重ためのボブスタイルに
告知を受けて不安な中、治療方法や色んな決断をしなくてはいけない…ウィッグもその中の1つだと思いますが、少なからず1年~1年半は身につけるものですし、ウィッグがあることで、皆さんが治療中も今までと変わらず外出したり、生活を送っていただくための大事なものです❗️
ですから責任重大だといつも思いながら作成させて頂いたおります。
もちろん初めからウィッグがしっくりくる方ばかりではありませんが、ウィッグを着けている時間・頻度と共に少しずつ慣れていってくださることを願います。
このご縁を大切にしっかりサポートしていきたいと思いますので、些細なことでもかまいませんのでご相談ください