山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

美麻小中学校 梨の木祭②

2009年10月13日 | 育てる会「山村留学」のこと
美麻小中学校 梨の木祭2009 レポート②です。


順序が逆になりましたが

初日は 小学生、中学生 縦割りの仲良し班? 対抗の室内競技があり

運動会以上に 小中入り混じっての光景は なんとも ほのぼの。。。。


校内を歩いていると 中学生の足に 小学生が絡みついていたり

おんぶに 肩車・・・ 小さな子に手を引かれて歩く中学生の男子の姿を

よく目にしますが、 何の違和感もなく 兄弟のような自然さは

この学校ならではと思います。


年長の者が 下の子を守る・・・ 

これは山村留学生活にも根付いていることで 

集団(兄弟)生活の中で 自分の立ち位置を少しずつ感じ取り

また、 周囲に求められ 自分自身も自覚していくようです。



小さい子を気遣いながらの 二人三脚。



各学年の有志が いくつかの班に分かれて

学年ごとの行事や活動報告、研究発表などを行いました。

大人顔負けのパワーポイントを駆使したプレゼンテーションに感心。。。


motoの班は 美麻の水質調査の発表。

長いので中身はほとんど端折りましたが、、、、

良かった。。 美麻の水はきれいだ! という結論にホッ。。
当然といえば当然の結果ですが・・・この自然環境にあって水質汚染が酷かったら
むしろシャレにならないですから(^^;


2日目は 音楽発表会も各学年から。

学年ごとに 少人数ながら いろいろな工夫を凝らし見ごたえがありました。

特に プチミュージカル?のようなストーリー仕立ての「スィミー」は

低学年とは思えない完成度に 感動しました...



先生方の「水戸黄門」も 生徒の大歓声と父母の笑いと どよめき?が・・

普段は絶対見られない光景にみんな大喜びでした。

このブログの部分だけ見てしまうと 誤解を生みそうで怖いので

画像の掲載はしないことにしますが(笑)

役柄のちんぴら?姿が やけに似合っている先生や

とても かわいらしい水戸黄門役の校長先生や

若くないのに若い娘に扮した先生などなど 見所満載、大うけでした。

正直・・・ 「先生」が よくぞここまでやったなぁと脱帽です(^^

最後は 「 人生楽ありゃ苦もあるさ~♪ 」 の歌で〆。


父母全員でステージに上がり 「愛は勝つ♪」を合唱。

子供たちも全員で 合唱し

最後は 中3有志による 自作映写会。「仮面ライダーVSショッカー」

個人的には NG集が面白かったです(^^




各教室では 子供たちや先生の美術&工芸作品の展示や

ポスターや掲示物、 研究発表などが掲示されていました。

全体的に アーティスティックな感性の豊かさを感じました。



山で採れた木の実で装飾









motoの幼なじみの家族が 名古屋からわざわざ 梨の木祭に来てくれて

子供たちの成長を一緒に共有し 目をうるうる。。。。

翌日の八坂地区の運動会まで 半日 付き合ってもらいました。。。。


育児ブログ・ランキング
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島人ぬ宝(しまんちゅうぬたから)

2009年10月13日 | 育てる会「山村留学」のこと
< 2009 美麻小中学校  梨の木祭① >


自分の住んでいる街や 生まれ育ったふるさとのことを・・・

どれくらい知っているだろう。。。



長い時間を経ても 変わらないこと・・・

時と共に どんどん変わっていくこと・・・



ふるさとを離れてみて

初めて気がつくことって意外といっぱいあったりします。








美麻小中学校 


生徒会スローガン 「 競い 励まし 助け合い 」


梨の木祭2日目のステージ発表は


小4 12名による 「涙そうそう」 合奏と、 

この 「島人ぬ宝(しまんちゅうぬたから)」合唱でスタート。

歌詞のひとつひとつが

しっかりと 心に響くような すばらしい歌声でした。


島人の唄ですが

この美麻に生きる子供たちの言葉にも思えたり・・・

自分のふるさとを思い出したり・・・


長い人生を思えば 山村留学生にとって

ここにいる時間は ほんとうに僅かな時間ですが

教科書でも テレビでも ラジオでも 伝えられない

「 ここにしかない 大切なもの 」 を 

たくさん感じてほしいと思います。




********************************


島人ぬ宝(しまんちゅうぬたから)



僕が生まれたこの島の空を

僕はどれくらい知ってるんだろう

輝く星も 流れる雲も

名前を聞かれてもわからない


でも誰より 誰よりも知っている

悲しい時も 嬉しい時も

何度も見上げていたこの空を


教科書に書いてある

事だけじゃわからない

大切な物がきっと

ここにあるはずさ

それが島人ぬ宝



僕が生まれたこの島の海を

僕はどれくらい知ってるんだろう

汚れてくサンゴも 減って行く魚も

どうしたらいいのかわからない



でも誰より 誰よりも知っている

砂にまみれて 波にゆられて

少しづつ変わってゆくこの海を



テレビでは映せない

ラジオでも流せない

大切な物がきっと

ここにあるはずさ

それが島人ぬ宝



僕が生まれたこの島の唄を

僕はどれくらい知ってるんだろう

トゥパラーマも デンサー節も

言葉の意味さえわからない



でも誰より 誰よりも知っている

祝いの夜も 祭りの朝も

何処からか聞こえてくるこの唄を



いつの日かこの島を

離れてくその日まで

大切な物をもっと

深く知っていたい

それが島人ぬ宝




*********************************

2002年NHK沖縄放送局“沖縄本土復帰30周年イメージソング”

石垣島出身のBEGINの島人ぬ宝

作詞 BEGIN・作曲 BEGIN

*********************************
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする