山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

草刈隊

2010年10月07日 | 棚田再生プロジェクト
とにかく田んぼ仕事に、草刈は欠かせない。。。。

・・・・ということを私たちは知らなかった。


いまや、夫婦唯一の共通の趣味となった草刈(笑)
回を追うごとに、大分まともな草刈隊になってきた。

ついに主人はマイ草刈機を購入し
最新の?振動が少ない(らしい)草刈機に自慢気だ。


初めての草刈の頃に比べて、最近は密度の濃い草の根や、絡み合うつツル草に
闘志を燃やす♪

悩みどころは・・・・
毎度、刈ってはいけないところを頑張って?刈ってしまったりすること(^^;

父さん 「 あの木の下の辺り(を切れ)」
私   「 あー・・ あの木ですよね? 」

父さんの「あの木」は「あの木」だけど
私の「あの木」は、近づいてみると「どの木??」になってしまったりする(^^;


ついには、棚田マップ (お~~ こんなものが!!) 登場。
そうそう!これ、必要!! これで確認すれば今度は大丈夫そう。

机上で打ち合わせ。今日はこことここの草刈。
地図で見れば、水路も棚もとってもクリアだけど現場は堺がまるでわからない。
初めて足を踏み入れる私たち夫婦にとっては未開の地。
土地の形もでこぼこも分からないから、雑草ぼうぼうの中に入っていくときは
足場を確認しながらだ。

やっぱり地図は持っていこうよ~
という私に、自信たっぷりに「大丈夫!今度はぜんぜんわかった!!」という主人。

結果・・・ やっぱり、他所様の棚田に侵入しキレイに刈ってしまった。
秋だったから良かったものの、そこは実は山菜の宝庫。春なら落雷に打ちのめされてる。

なんか毎回、そんなことから脱却できず監督(とうさん)なき草刈隊は
どうも今ひとつ貢献度が上がらない~~


それでも・・・なんとな~く、ほんの少しの学習機能が働いて
“ この木や葉っぱは切っちゃいけないかも・・ 残しておこう・・・ ” とか
“ おっ!キノコ発見! ” 念のため、キノコを大事に避けて周辺だけ草刈。

のつもりが・・・ 草刈機に給油にしに行って戻る時に
思いっきりキノコ踏んじゃってるし(爆)
我ながら、このアバウトな性格にがっかりするわ、、、

でも あとで、かあさんに確認したら食べられそうもないキノコと知って ほっ。。。


草刈しながらも・・・
そんな余裕がちょっと生まれてきて、キレイなお花やアマブドウとか・・・
葉っぱに上手に身を隠す昆虫とか・・・


いろいろな存在に心が置けるようになったのは、また新しい楽しみ(^^
うまぶどう。青や紫に色づいてとってもキレイ。


一人前の草刈隊になるには
それぞれの棚田の地主さんが誰か・・・とか
棚田全体の地形とか、そこに生きてる草花とか・・・・
一通り、一帯の草刈を終えてみないと、まだまだ身にはならないかんじ。。。
コメント
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