≪ オオタカ幼鳥 ≫ ♂ 50㎝ ♀ 58.5㎝ 雄はハシボソガラスくらい。雌はより大きい
そこには、夢中で獲物を口にするオオタカ幼鳥がいました。
オオタカの成鳥と幼鳥の違いがよく分からなかったので、近くにいた知り合いに聞いてみました。
オオタカ幼鳥は、成鳥と違って上面は褐色で白っぽさは目立たないということです。
あたりを気にしながらのシーンが続きました。
すると、遠くからトビが獲物を奪おうかと、やって来たのです。
しっかりとごちそうを隠して抵抗する姿を見せていたのですが、そのうちトビはあきらめて離れていきました。
≪ 後日談 ≫
ところがそこまでしか観察していなかったのですが、退散した私たちがいなくなったころに、一人居残ったYさんは、トビとオオタカとの激しいバトルをしっかりカメラに収めていました。
粘れなかった私は、かえすがえすも残念なことです。。。
トンビも幼鳥とは云え大鷹に手向かうとは余程悔しかったのでしょうね。
親が出て来たら如何するつもりだったのでしょう。
オオタカとはいえ、幼鳥ですから、横どれる自信はあったのかも・・・
しかも、周りには多数のトビが一緒だったのですから。
横取りされないように一生懸命藪の中に獲物を引きずっていました。
やはりトンビやカラスに横取りされるからだったのでしょう。
トンビには自分で探しなよ、って言いたくなりますね。
ところでこの獲物は何だったのでしょう?
まさかカラスではないですよね?
オオバンとか・・・
餌食になっていたのは、オオバンでした。
直ぐ近くで100羽ほどのオオバンが遊泳していました。
仲間がこんな状態になっていたのに気づいていたのか、いなかったのか・・・?
オオタカの必至な目が、あっちに行けよぉーみたいな形相ですね。