今回、探偵団は、台風(7号)一過の御岳渓谷と「小澤酒造&ままごとや」を訪ねる会を企画。
まずは、JR青梅線沢井駅から出発。水量の増した多摩川の流れや沢から注ぐ滝の音、蝉しぐれ(藤沢周平の小説にもありますね。)そして鳥のさえずりを聞きながら往復1時間の散策。まさに「岩にしみいる蝉の声」。日頃の煩悩が洗われますな、とか思っていると立石寺ならぬ寒山寺に到着。
御岳渓谷の清流 「寒山寺」の鐘
楓 橋 カヌーの練習中
そう、ここは唐の張継の詩「楓橋夜泊」で有名な蘇州の「寒山寺」を真似て作ったそうで、近くには楓橋もあるんです。(渡辺はま子の蘇州夜曲にも引用されている。)寒山寺では、勿論、鐘をつかないと始まりませんな・・。
その後は、おまちかねの「小澤酒造」酒蔵見学へ。遠く元禄から続く薄暗い酒蔵の見学には、外国の方もチラホラ。
(築地のマグロせりだけではなく、日本酒の蔵元まで見に来るんだネ。そのうち、日本料理の有名シェフは全員外国人になる日も近いのかも・・・)
なお、見学後は試飲もできますョ。しかし、あまり欲張って飲むと「死因」になりますから気をつけて下さいね。
「小澤酒蔵」見学者の列 熟成酒の貯蔵棚