学生時代の友人、"かんださん”のことを思い出しました。
同じ学部で、隣の学科の女子。
違う学科でも最初の頃は同じ授業も多く、何がきっかけか、思い出せないけど、いつの間にか他愛もない会話を交わすようになった友人の一人。まぁ、女子は少なかったから、みんな何かしら関わって過ごしたのだけど。
"かんださん”は、キョーレツな印象があるので、いまはどうしてるかなーと思ってしまう…
見た目は…綺麗にお化粧したIKKOさんを見るたびに思い出すから、IKKOさんに似ていたんだと思う。
1年生のとき…
学校で補助金出るから鳥取の大山スキー場へ一緒に行こうよ。
と誘われ、しばらく悩んだ挙句決心した私は、締切り日に"かんださん”と学生課だったか窓口の応募の列に並んだのでした。
たしか、鹿児島からのバスツアーで体育の教員同行でスキーを教えてもらえる、宿泊費込み7,000円だったような。
当時の私には時間もお金もそう使うには勇気がいったので、結構悩んだと思う。決めたのは、たぶん、"かんださん”が誘ってくれたから。一緒なら楽しいし。
そうして受付の順番が来て、どうやら応募枠に入れそうだと安堵した矢先…
えー⁉️
"かんださん”が受付でもめている!(◎_◎;)
・・・どうやら、応募に必須の学生保険に加入していなかったらしい💧
てことは…?
ん?
"かんださん”、いけないの?
あんなに行きたがってた張本人が…
で?私、1人?えー🤨
結局・・行きましたよスキー。
初めてのスキー。
深夜バス。バスで一泊。
断片的にしか記憶ないけど、キラキラ系の女子には混じらず、黙々とスキーに苦戦していたような気がする。スキーウェアは男子に借りたレインコートで代用して。どこかに集合写真あるはずだ。
2年生になったころ…
ある日の夜、親元を離れて一人暮らしの私に"かんださん”から慌てた様子で電話があった。もちろん、家電(いえでん)・・携帯電話なんてその10年以上あとの話。
バイト先のガソリンスタンドで給油に失敗したのか何だか、とにかく何かやらかしたらしく、ガソリンをかぶってしまったという。
"かんださん”は、学生寮に住んでいたので、時間も状況も寮のお風呂は使えないとか。
その学生寮から我が家まではうねうねとした坂道を1キロくらい上がってこなければいけない。
ほどなくして"かんださん”は、我が家に現れ、お風呂に入ってすっきりして愚痴をぶちまけて・・引き上げていったのでした。
2年生も終わる頃…
"かんださん”が東京だか大阪だかの警備会社へバイトしに行くという。
都会のビルの警備 かっこいいね~
と、羨望のまなざしで送り出したのでしたが・・・
しばらくして戻ってきた"かんださん”に話を聞くと、
道路工事の交通整備だったわよ
と、さんざんだった風。
たしかに警備会社の管轄かも、と妙に納得しながら、"かんださん”が赤い灯のついた棒を振り回す姿を思い浮かべて笑ったのでした
どうしてるかしら。"かんださん”
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