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山梨県北都留郡小菅村にある中学校の活動記録

箏の学習

2015-12-09 09:29:26 | その他
 今年度も「いきいき人材活用事業」を使って,大月から箏の先生を招いて箏の学習をしました。 

 「いきいき人材活用事業」とは,次のような趣旨で行われている山梨県の事業です。
『学校教育においては,児童生徒の体験的な学習の充実を図り,児童生徒に「生きる力」を育んでいくことが求められています。そのため,幅広い経験や優れた知識・技術を持つ地域在住の専門家・社会人を学校に招き,授業の中で活用することが必要となってきています。このようなことから,本事業では,各学校の教科等の指導計画に則り,担当指導教師のもと,それぞれの専門的分野の講義や実技などを通して,児童生徒がいきいきと学べるよう,学校教育の活性化に資することを目的としています。』

 まず,午前中の2,3,4校時に学年ごとに練習しました。学年ごとに課題が違い,学年が上がるにつれて難しくなっていました。1時間という短い練習時間の中で,先生にほめられながら,難しい部分もくり返し練習して弾けるようになっていきました。




 そして,5校時は学年ごとに発表会。1年生の課題曲は「さくらさくら」 上級生がペアになって一緒に演奏してくれました。


 2年生は「諸人こぞりて」と「きよし,この夜」 8分音符などもたくさんあって難しかったのですが,よくがんばっていました。


 3年生は,「花は咲く」を,なんと,歌いながら演奏しました。歌うように演奏することで曲想も豊かになります。難しい課題をしっかりこなしていました。


 生徒たちの学習成果発表の後,先生方の箏と尺八の演奏を聴かせてもらいました。演奏曲は「春の海」 誰もが聴いたことのある曲ですが,1曲まるまる聞くことはなかなかないかもしれません。また,ただ聞くだけでなく,細かい指使いなども見ることで難しさやおもしろさがよりわかったように思います。


 最後に,尺八の演奏体験をしました。はじめに,校長先生が巨大な尺八を吹いてお手本を見せてくれた後で,全員で尺八の音出しに挑戦しました。






 全員が体験できるように塩ビ管を加工して尺八のように作ったものを用意してくれました。すぐに音を出せた生徒もいれば,酸欠になりそうなくらい一生懸命息を吹き込んでも全然音を出せない生徒もいました。体験時間も少なかったので,尺八の先生が,この塩ビ管の尺八を学校に寄贈してくれました。今後練習を積んで,尺八の名手になる生徒や教員が出てくるかもしれません。

 箏については,音楽の授業で学習はしてきましたが,やはり専門家の指導を受けることで,さらに学習を深める事ができました。


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