こてくんの今日の他人事なひとこと・・・・
「われは政務を楽しんでいる。
ゆえに疲れないのだ」
by 劉秀(後漢・光武帝)
くうっ、光武帝っ、かっこいいっ!!!
こてくんは、ある本屋に入った。
いや、正確に言うと・・・・
いつものJR姫路駅の駅なかにある
本屋さんなのですが・・・・
そこには、将棋の羽生せんせいの
『捨てる力』
の本が・・・・・。
「なるほどっ!!
渡辺先生は、
この本を読んで竜王を捨て・・テテテ・・
おおおおおっ!!ぼこすかバコーン!!」
「そんなわけ
あるかぁ~~~~~!!」
あまりに、渡辺2冠王の傷口に塩をぬるような
想像で、自分自身にもうんざりしたので、
渡辺先生がもしも10連覇達成していたら、
買わんかっただろうなぁ~~~~と
思った、渡辺先生の著書、『勝負心』を
手に取った・・・・・。
う~ん・・・・ふ~ん・・・・
なるほどっ・・・・。
わかったようにつぶやくこてくん。
結構いい本だなっ。
即断して買うことにした。
「まいどあり~~~~」
いやいやいや、あの店に そんなセリフを
吐く店員はおらんぞ (笑)
渡辺明『勝負心』
こてくんのレビュー
満足度★★★★★
発売のタイミングの悪さ★
渡辺明先生の『おやつ問題』
(169ページ参照のこと・笑)
★★★★★
羽生さんのこと
★★★★★
渡辺先生の競馬なこと
★★★★
と、発売のタイミングが
ちょいと悪いのは、どうしても気になってしまう
所なのですが、
読み物としてはなかなか楽しく、
特に将棋ファンには読んで欲しい逸品
に仕上がりました。
やるな、渡辺2冠王・・・・
ふうっ・・・・どーもなじまんなぁ~~~~。
『渡辺竜王』の方がしっくりくるので、
やはり調子が狂ってしまいます。
とほほっ。
個人的には、渡辺先生の『競馬な本』も
是非とも読んでみたいので、
そちらの方も、誰か作ってくれませんかねぇ~~~
(笑)
ちなみに、渡辺先生は・・・・
対局の前はすぐに寝てしまう合理的な人なので、
わたしも勘違いしていたのですが、
実は結構熱い人でもあります。
「頭の中では、将棋盤の駒がめまぐるしく動いてしまう。
一度駒が動いてしまうと、困ったことになる。
終わりがないからだ。」
勝負心 渡辺明 文春新書 149ページ より
わたしも大昔は、朝4時まで、将棋ばっかり考え、
読みふけったこともあったんやけどなぁ~~~~~。
あの時は、ほんと、全然疲れんかったなぁ~~~~。
ちなみに、今、将棋を休業してるのは、
とある対局中に、飛車を取られる手があって、
1回ちゃんと読んでいたのに、
急に失念してしまって、
その『飛車を取られる手』を再度指そうとして
「あれっ??ど忘れしてる??」
って事に気づいて愕然としたという・・・・
途方もなくしょうもない理由だ。
あれから2年以上経つなあ~~~~。
ほんと・・・・。
それにしても・・・・
この本の最後の題名が、
『永世称号と引き際の美学』
ですか・・・・。
いやいやいや、老成されすぎてるやろ・・・・・。
もっと・・・・そのぉ~~~~、
『きゃぴきゃぴ るんるん』
じゃねえのかよぉ~~~~!!
(笑)
わたしよりも、10うん歳も年下なのに、
すでに達観・・・・いやいや諦観の境地に
あるのではないかと思うと・・・・
別の意味で、渡辺先生の将来を、
気にしてしまう、こてくんなのでした。
ではではっ。