わたしよりもちょっと年下のミスター東谷こと
ガーシー容疑者さん。
なんとなんと、
「ミスター東谷は、新しい国籍を大至急、手に入れたいとのことでした」
そう明かすのは、ドバイに事務所を構える国籍ブローカー
である。
私はトルコやマルタ、バヌアツやドミニカ共和国、
そしてカリブ海の小国であるセントクリストファー・ネービスなどの
『投資家市民権プログラム』を用いた国籍取得を請け負っています。
取得に要する時間は国によって異なりますが、優先審査でも最低2カ月は必要。
ところが彼は『1カ月で手配してほしい』と言うのです」(同)
南米には難色を
続けて、こう振り返る。
「マルタの国籍取得には100万ユーロの投資が必要で、
最低1年かかる。
またトルコも50万ドルの投資が条件で半年は待たされます。
バヌアツは13万ドルと格安ですが、欧州渡航にはビザが必要。
彼は新たな市民権を取得してパスポートも手に入れ、国籍を切り替えて
ドバイに住み続けたかったのでしょう。
カリブ海の国々について詳しく尋ねてきました」
そこでこのブローカーは、セントクリストファー・ネービスを提案したという。
初期費用4万ドルとは別に20万ドルの投資が必要だが、
同国のパスポートはビザなしで150カ国以上へ渡航が可能。
取得に必要な顔写真や指紋などの情報を東谷から受け取り、
ブローカーは手続きを進めたのだが、
「その過程で、彼が国会議員を除名され、
捜査対象になっていると知りました。
これではセントクリストファー・ネービスの国籍取得は
難しいため、
私は『ボリビアかベネズエラなら居住権を取得できる』と代案を
提示したのですが、彼は気が進まなかったようで、
しばらく連絡が途絶えてしまいました」
「結局5月30日になって先方から『南米でいい』
『費用は翌週には支払う』と連絡がありました。
ボリビアやベネズエラだと優先審査を含む手続に2万ドル、
そして不動産投資に2万ドルの総額4万ドルで済みます。
また居住権の期限は数年ですが、更新の際には永住権に
変更できるのです」
が、その5日後には“強制送還”と相成った。
「最初に南米を提案した4月末に決心していれば、
彼は捜査の手から逃れていたかもしれませんね」
「週刊新潮」2023年6月29日号 掲載
ちょっと「新潮」買いに行かないと・・・・。
それにしても、南米でも良かったんじゃ??
えり好みしている余裕なんかなかったはずなのに・・・・。
いや、まあ、そこまで頭良ければ、
最初から『国会議員』なんぞになってないよなぁ~~~~。
う~ん。
ではではっ。