藤井聡太五冠、今は富士山の何合目?「森林限界の手前です」
語彙力、言い回しに「咄嗟に言える19歳・・・」と感嘆の声
12日に終了した将棋8大タイトル「王将戦」でストレート勝ち、
初の10代「五冠」を達成した藤井聡太竜王が13日、
対局した東京都立川市で一夜明け会見に臨んだ。
記者から「富士山で例えれば何合目まで登っているイメージか」と問われ
「将棋はとても奥が深いゲームで、どこが頂上なのかは全く見えない。
いまだ頂上が見えない意味では森林限界の手前。
まだまだ上の方には行けてないと思います」と答えた。
森林限界とは広辞苑によれば「高緯度地方や高山における森林成育の上限」で、
富士山がある本州中部では五合目付近の2400~2600メートルとされている。
地理好きの藤井五冠らしいコメントに、
ヤフーなどSNSでは「森林限界」が一時トレンドワードトップになった。
ツイッター上では「森林限界をトレンドに入れる竜王、さすがです」
「森林限界の手前…この語彙(ごい)力。将棋盤を離れても他を圧倒する」
「つまりまだ将棋の森の中で可能性を探ってさまよってる最中で、
とても頂上を見上げて『あそこを目指す』と言えるレベルにはないということ。
こんなことを記者会見で咄嗟(とっさ)に言える19歳よ…」
「言い回しがうまいなぁ。森林限界って確実に標高は稼いでいるけど、
頂上は確認できない場所」など感嘆の声があふれた。
中日スポーツ より
こてくん「・・・・。
地理好き・・・・わたしも地理好きなのですが、
『52歳』にもなって初めて「森林限界」という言葉を聞いた。
なんという知識よ・・・・。
しかも、『ここ』で使う所がまた細やか・・・・。
本当に19歳なのか・・・・。」
わたしは、愕然とするしかなかった。
言葉一つとっても奥深い・・・・。
う~ん・・・・。