かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

かんべえ隠居な話・・・・日輪にあらず 軍師黒田官兵衛を読んで

2014-01-19 18:51:53 | たんぎん立ち読み委員会
『日輪にあらず 軍師黒田官兵衛』

上田秀人さん


官兵衛の若い時代を読もうと思って買った本なのですが、

いきなり夢前川の近くで戦う
御着の衆(黒田さんの陣営)と赤松勢



・・・・だめかぁ~~~~~。

この本も、ちっちゃいときの黒田官兵衛さんの
話は書いていないかぁ~~~~~。



しかたねえ、普通に読むか・・・・。



佐用の福原城・そして上月城を攻め落とし、

上月城に尼子勝久達700の兵を入れた
秀吉・官兵衛たちでした・・・・が・・・・。


毛利は東播磨で抵抗している別所の応援として、
吉川・小早川の毛利の両川を派遣した。

毛利軍5万が上月城を取り囲み、
宇喜多直家の代理として忠家も参軍した。

 
秀吉は信長さまに援軍を頼み、信長は承知。

宿将丹羽長秀・知将明智光秀・滝川一益ら多数の
将の軍が高倉山にやってきた。

・・・・が、兵は多数になったのだが、


皆、秀吉よりも格上の武将で、秀吉が軍令を
出そうとしてもぎくしゃくするばかりであった・・・・。


「信長さまはお見えになるまい」


竹中半兵衛がつぶやいた。


毛利・織田の大戦。勝てばもちろん
織田の勢いは増すが、負ければ威信は地に堕ちる。

信長さまが出陣する戦では負けは許されない
状況であった・・・・。

結局、信長は『上月の城を捨てよ』と命じ、
仕方なく陣払いをせざるを得なくなった。


秀吉、未だ独力で毛利にあたるには、
力不足を痛感させられる出来事であった・・・・。



話は・・・・・思いっきり飛んで・・・・
小田原征伐の前の話である・・・・・。



官兵衛は隠居することになった・・・・。

「わかった」

官兵衛の答えを聞いた秀吉が、不意に手を打った。


「黒田勘解由次官考高、隠居を認める。
所領については嫡子長政へ安堵してつかわす」

「かたじけなき仰せ」

秀吉の言葉に、官兵衛は平伏した。





「ただし、官兵衛は我が側に残り、


  仕え続けるように」





続けて秀吉が告げた。


「な・・・・・・承知つかまりましてございまする」



・・・・中略・・・・



「一人楽にしてやらぬわ。本能寺の変のおり、
そなたが勧めたゆえ天下人となる気になったのだ。

今更、嫌とは言わさぬ」

最後に秀吉がつけ加えた。


ちなみに、この出来事・・・・

わたしの現年齢とおんなじ歳、
44歳での出来事でした。



「昔の人、『隠居』早っ!!」 (笑)



こてくんでした。


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