特殊加工、デザインが得意な印刷会社:耕文社

箔押し、エンボス、ホノグラムなど、特殊加工印刷が得意な印刷会社耕文社の事例を写真や動画で紹介します。

「繁体字」と「簡体字」

2020-07-22 15:10:35 | スタッフブログ
元々日本語で作られている印刷物を、英語や中国語など多言語にする場合、文字数が大幅に違ってきます。

中国語には「繁体字」と「簡体字」という2種類の漢字が存在します。もともとは、すべて「繁体字」で表記されていましたが、20世紀半ばの中華人民共和国の成立とともに生まれたのが、繁体字を簡略化した「簡体字」です。

文字の普及のために、歴史ある漢字から、新しく簡略化された漢字が考案されました。ちなみに、繁体字と簡体字を英語で現すと、繁体字は「Traditional」、簡体字は「Simplified」。難解だが伝統ある漢字が繁体字、シンプルに覚えやすくした新しい漢字が簡体字です。

中国本土やシンガポールで主に使われているのが簡体字で、香港、マカオ、台湾で使われているのが繁体字です。

繁体字の方が画数も多く複雑で、日本語の漢字に似ているのも繁体字です。



【中国語翻訳の際に気を付けたいこと】

中国語の翻訳をする際には、まず「繁体字」か「簡体字」か、どちらの種類の翻訳かを確認します。

繁体字で翻訳するか簡体字でするかは、翻訳した物がどこで使用されるかによるため、中国語の翻訳は、用途の確認が非常に重要になります。


高い利便性を持ち、幅広く使われるようになった流行語は、辞書にも掲載されます。また、使い古されて、現在はまったく使われなくなった単語は「死語」と呼ばれることもあります。 言葉も生きていて、そして死んでいくということです。

文法や用法などに細かいルールがある一方で、常に変化しているのが言語です。難解な繁体字から簡単な簡体字が生まれたように、言語は人間と共に生きていると言えます。

問合せ先(フォーム)
03-3490-4695



PPT 作業

2020-07-22 14:22:29 | スタッフブログ
マイクロソフトのオフィス(エスセル、ワード、パワーポイント)は印刷データの作成環境とは使うソフトが違うため流用が難しいというのが一般的です。
一般にビジネスで使うオフィスデータをそのまま印刷したい場合の問題点として下記のようなものがあります。

(1)PPTデータの紙面サイズの設定が印刷と違うため、バランスが違って来る場合があります。
(2)色の調整(RGB→CMYK)。オフィスデータはRGBの環境で作成されているので印刷する場合はCMYKに変換する必要があり、色によっては大きく変わってしまいます。通常はくすんだ印象になります。
(3)書体の関係。印刷の版下で使う書体はオフィスデータとは異なる書体のため、レイアウトが崩れてしまう場合があります。
(4)ウィンドウズで作られたオフィスデータを印刷会社が使っているMACの環境で開くと元のデータと見た目が変わっている場合があります。

データの取り扱い方については、目的や環境をお知らせくださったうえでお問合せください。



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上記のような問題があるため、順番としてオフィスのデータを作成した環境でPDF書き出しして頂き、当社でインデザインに貼り込み印刷用データにするのがスムーズです。