印刷会社で制作ができるというのは今や常識です。
ただし、制作の何ができるのかがそれぞれの会社によって違います。
デザイナーだけ在籍という会社と、カメラマン、ライター、ディレクターがいる会社では請け負える範囲が異なります。
どんなデザイナーが在籍しているかによっても違います。
社内にデザイナーが常駐している場合と、協力会社に依頼している場合があります。印刷会社であれば全てを内製している会社は少なく、社内と一部協力会社に依頼している会社が大半ではないでしょうか。
社内で制作できるメリットは対応が早いということです。外部のフリーランスなどのデザイナーの場合、身体は一つなので仕事が重複している場合、対応が遅れることも覚悟しなければなりません。
また、印刷工程で急な対応も社内のデザイナーであれば即対応可能です。
勝手な言い分ですが、すぐ対応してくれ、深夜、土日に対応してくれるとありがたい協力会社と言えます。
データをもらって刷るだけでは、印刷業界はすでに価格競争が吹き荒れています。印刷するだけなら高くても印刷の周辺の仕事もまとめて請け負ってしまうことで割高感が解消されると言うわけです。
担当営業が親身に対応するのも付加価値です。
印刷は工程が多く全てを仕切るには知識や経験が必要です。
多くの会社が淘汰されていくなか、どんな手を打つのかがこれからの命運を決めます。
デジタルデータを最終的ににぎっている印刷会社がデータを活用して展開できれば可能性は大きく広がっていくのではないでしょうか。
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