次の世代のために 今できることを

産科医療の現状への正しい理解を広げる

5月に各保育所の保護者会長で構成されている保護者会連合会の総会の席で、産科医療に対する不安の声が多く出ていました。

当然のことですし、そうした不安の声は裾野がどんどん広がっていると感じています。


これまで医師確保策では、実は、全国的に積極的な取組みが評価されている益田市なのですが、結果が出ていないことが何よりも問題です。

議会としても国や県への要望、地域医療対策特別委員会をいち早く設置し、行政と一体となって様々取り組んで来たにもかかわらずこの状況。


今回の一般質問でも触れていますが、産科医療への不安が広がる中で、妊婦さんへの支援とともに、次に出来ることとしてはとにかく市民の皆さんに正しい情報を知って頂くとことが大切だろうと思っています。


そんな中、6月に益田市保育研究会保護者会連合会の役員会の席で、益田の産科医療の現状に対する認識を深めるための研修会のようなものをしませんかと提案をさせて頂きました。

皆さん揃ってそれは必要だという話になり、私も準備に動いています。


先日の医療を守る市民の会の総会の後、市の担当課、益田保健所、市民の会の役員の皆さんに説明し、全体像が決まり、その後、講師の調整などに動いているところです。

昨日でほぼ内容が確定しました。


「地域医療を考える」市民公開セミナー
『産科医療の現状を知る。』

日時:平成23年7月24日(日)13:00~15:00

場所:益田市人権センター 多目的ホール

入場無料

内容としては、島根県の状況、日赤の状況、益田市の取組み、島根大学医学部の取組み、医療を守る市民の会の活動など、それぞれの立場で正しい現状を話して頂くよう、調整をしているところです。


こうした地域医療に関わる各機関の研修会は多くありますが、私も含めてまさに当事者となる保育所保護者の皆さんのような年代の方々が主体となって開催することに大きな意義があります。

地域医療をみんなで守ろうという姿勢を全国に発信していくことが、益田の地域医療を守る力となっていくと信じています。
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