アップロードした一連の景色は我が家の前の通りです。18年前に移り住むときにはこの場所は歩道部分が用水路でコンクリートの蓋がしてあり、車道との境には桜並木が続いていました。並木が気に入って土地を購入、自宅の工事を始めるころになって、並木を切って、道路整備がされることになり、役所に桜並木伐採をしないよう話しましたが、時すでに遅しでした。道路改修工事着手時に、道路課から説明があった折、 せっかくの通りを、ハナミズキとつつじのつまらない通りにせず、実が生り、花が咲き、香りのする、四季折々楽しい通りに出来ないか!150メートルほどの通りの植栽を図面化し提案しました。
思いがけないことに、その植栽案の大方が受け入れられて、ヤマモモ、コクチナシ、カンツバキ、サザンカ、ヒペリカムクリシナム、など多様な植栽を実現してくれました。もう一つ大きな成果は、通りに面した各家屋との境を、境界決定が手間取る事もあって、50センチほどの幅で植え込みを作り、各自由に使えるようにしたことです。その結果各自が思い思いの花を植え、時には(幼稚園前)ナスやトマトなど誠に花と緑の小路が出現し楽しみながら歩く一通りが絶えません。偶然神しれませんが、こんな市民の参加と協働の場があちこちにあれば、と夢見ます。