彫刻刀の種類についてお話しいたします。
まず大まかに叩き用と仕上げ用の彫刻刀にわかれます。
さらに削る部分が平らな彫刻刀と丸い彫刻刀の2種類に分かれます。
平らな彫刻刀の中には平と小刀(印刀)があり、特に小刀は私自身一番使う道具です。
丸い彫刻刀には深さの浅い彫刻刀から深い彫刻刀まで微妙なカーブをえがいた種類があります。
そしてこれら全部に幅の違う彫刻刀が存在します。
その為、それぞれ使う頻度は違いますが、本格的に彫刻に取り組むと叩きと仕上げを合わせても約200本必要になってくるのです。
又、メーカーによっても切れ味や刃の持ち具合、金額と沢山の種類があります。
そして木の堅さにおうじて向き不向きもあるのです。
一概に一番優れている彫刻刀は無いと言う事です。