仏像彫刻と共に歩む侊慶の記録

仏師 紺野 侊慶の記録

仏像彫刻実演ライブへの道

2008年03月07日 | 仏像彫刻実演ライブへの道
先日、もののけ姫で有名なカウンター・テナー歌手、米良美一さんのコンサートに行きお会いした時の写真をのせたいとおもいます。

このコンサートはスペシャルオリンピックスと言う知的発達障害者にスポーツなどを通して自立と社会参加を応援するボランティア団体へのチャリティーコンサートでした。

私達も木彫刻と言う分野を生かし知的発達障害者の方々に彫ると言う楽しさを教える事となり、その繋がりでお会いすることが出来ました。

(左は、関雲さん)(真ん中、米良美一さん)(右は紺野慶です)

コンサートを見ていて感じたことがあります。 CDやテレビで見たときの感じ方より生で見た時の迫力とお客さんとの一体感は想像を超える物がありました。

お客さんに伝えたい事が人の心に入り込んでくるのです。

自分に置き換えた時、はたして完成した仏像だけで自分の思いが伝わる物か考えてしまう事があります。

確かに歴史を重ねてきた仏像にはその力はあると思います。

もっと自分の仏像に自分の気持ちを感じてもらいたいと考えたときこんな事を行おうと思いました。

それは、皆様に直接見て頂きその生き様を皆様にお見せ出来ればとおもい『路上ライブ』(パホーマンス)を行いたいと思っています。

そしてその姿を通して私自信の思いを感じて頂けたらと思いました。

まず初めに何の仏像を彫り皆様に見て頂くかです。

かんがえた所やはり迫力のある暴れ者(天部)が一番ふさわしいと思いました。

そこで私がこの世界に入り最初に彫りたいと憧れた仏像、毘沙門天を彫り皆様に見ていただきたいと思います。

その制作や思いなどを定期的にご報告していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。


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