今回は聖観音の制作にあたり、私の工夫している点をお伝えしたいと思います。
まずテンネ(手に掛かってある布)の部分について工夫している事についてご説明いたします。

正面から見たときに手前にある青いラインの部分に対して、奧の赤いラインが見えるように制作してあります。
そうすることにより奥行きと立体感が生まれてくるのです。
立体により立体感を出す技法です。
この工夫は他の部分でも多く取り入れて制作してあります。
古い仏像にもよくこの技法が取り入れられてありますので、そんな点も仏像を拝観なさる際、是非ご覧下さい。
まずテンネ(手に掛かってある布)の部分について工夫している事についてご説明いたします。


正面から見たときに手前にある青いラインの部分に対して、奧の赤いラインが見えるように制作してあります。
そうすることにより奥行きと立体感が生まれてくるのです。
立体により立体感を出す技法です。
この工夫は他の部分でも多く取り入れて制作してあります。
古い仏像にもよくこの技法が取り入れられてありますので、そんな点も仏像を拝観なさる際、是非ご覧下さい。