釈迦如来座像
富山県のお寺に納めさせていただきました。
160cm程の大きさがあります。
大きくなると安置される場所により身体全体のバランスを変えて制作しなければなりません。
手を合わせて拝む位置がどのあたりか、目線は仏様と合うのかなど考えます。
本堂の空間を考え離れた所からもどのような表情を見せるかなど沢山の事を考えます。
仏師の技量が試される重要な考えです。
千年以上続く先人の知恵や工夫を確りと学び、構成に伝える大事な役割を担っている事を忘れず、自分におごらず精進して参ります。
いきる意味を考えるうえで重要な事だと思っております。
合掌