仏像彫刻と共に歩む侊慶の記録

仏師 紺野 侊慶の記録

胸像制作4

2010年02月04日 | 侊慶の作品制作


完成に近い状態まで追い込んでいきます。細かなシワや顔の輪郭も出していきます。
この時、仕上げ鑿(図1)と叩き鑿(図2)をうまく使い服の柔らかさも表現していきます。


ここまでくると左右のバランスなどあらゆる部分を測って正確に彫り進めていきます。



 
又、依頼人の要求にも応えて微妙な特徴も取り入れていきます。


この辺りから削る量も減りますが、一皮一皮彫る度に表情が変わるため神経を集中させて彫り進めなくてはいけません。
次回は完成状態を発表いたします。

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