ときめき
2012-09-01 | 日記
さりげなく、食事に誘ってみる。
何気なく思いついた振りをして。
誘い慣れた振りをして。
それでも声が震えたことに、
きっとあなたは気付いたはず。
二人で歩く街は、景色さえ別の色。
まぶしいのは太陽なのか、あなたの笑顔なのか。
何気ない会話が嬉しくて、はしゃぐ私はいつもよりずっとおしゃべり。
今日だけはあなたの笑顔を独り占め。
時を止めて、このままあなたを閉じ込めてしまいたいけれど。
何気ないさよならで、
別れた街角。
見送る背中は振り向きもせずに、足早に夜の街へと消えていく。
微笑んでくれたのは、あなたの優しさ?
本当は
迷惑だったのかも。
つまらなかったのかも。
早く帰りたかったのかも。
恋はいつも不安と隣合わせ。