片想い

恋は甘い毒薬

微笑んで

2012-10-31 | 日記

あなたの笑顔が好き。

幸せそうに笑うあなたの声が好き。

まっすぐに見つめてくる瞳が好き。

素直に反応する表情が好き。

 

落ち葉降り積もる秋の道。

ピンク色に染まる夕暮れ時。

北風寒ければ人恋しくて、季節は冬へと吹いている。

あなたの笑顔に出会ったのは夏。

明るい日差しに照らされた笑顔が何よりも眩しくて、

目を閉じている間に心を盗まれた。

 

私だけの笑顔ではないけれど、

何よりも大切な私の宝物。


フルーツポンチ

2012-10-31 | 日記

カラフルなフルーツポンチ。

あなたとの会話がはじけて、心の中に色んな色が流れてゆく。

楽しかったり、嬉しかったり、拗ねてみたり、怒ってみたり。

恥じらいは赤いさくらんぼね。

嫉妬は冷たいオレンジ。

ライムのように冷めてみたり、

マスカットのようにすましてみたり。

カラフルなフルーツポンチ。

甘くはじけるから、何度でも味わいたくなるの。

 


恋のオバケ

2012-10-29 | 日記

こわいぞこわいぞ

オバケが出るぞ。

恋する女の側には、いつもオバケが現れる。

耳元で囁く暗い声。

おまえなんか、おまえなんか

気にもとめてもらえないさ。

振り向いてもらおうなんて、

好きになってもらおうなんて、

身の程知らずもいいところ。

さっさと諦めた方が身のためさ。

こわいよこわいよ。

オバケが出たよ。

でもオバケからは逃げられない。

恋する限りついてくる。

鏡の中までついてくる。

 

 


泣きたいくらい

2012-10-28 | 日記

好きで好きで好きで

あなたへの想いだけで胸がつぶれそうになるのに、

夢見る年頃はいつの間にか過ぎて

恋だけでは生きていけない現実に生きている。

大好きだけど、

あなただけを追いかけたいけれど、

それがかなわない現実も知っている。

お月様が欲しいと素直に泣ける子供の頃に

会いたかった。

好きなものが好きと言える時に

あなたに想い伝えたかった。

大好きだから。

 

 


あなたは私のものじゃない

2012-10-27 | 日記

他の人の口から出るあなたの名前。

動揺する気持ち隠して、興味ない振りで頷く私。

他愛ない話に笑いながら、心の中であなたの笑顔を思い出す。

あなたは私のものじゃない。

あなたの時間を縛る権利もない。

私の知らないあなたの時間を共有している彼女が少し羨ましくて、

素っ気無い返事を返す。

あなたは自由。

何をしようと、誰と会おうと、どんな時間を過ごそうと

あなたはいつも自由。

それが少しだけ悲しくて、

微笑みながら瞳を伏せる。