こわれそう

恋すると

気まぐれな運命に操られる。

すれ違っては、また重なり合う時間、

近付いては、また遠くなる二人の距離。

意地悪なキューピットが

くすくす笑う声がする。

じらしてるの　楽しんでるの

遊んでるの　試しているの

どこまで好きになればいいの

諦めろというサインなの

なんとなく狂い始めた歯車の上を歩きながら

恋がまるで砂のようにさらさらと手のすきまから流れ落ちていきそうな

危ういバランスに揺れている、壊れそうな想い。