あなたに会えない日はつまらない。
あなたの声が聞けない日はつまらない。
あなたに話したいことがいっぱい、胸の中にたまっていくの。
会っても、その半分もいえないくせに、
あなたの答を勝手に想像して、
夢の中で会話しているの。
片想いは一人芝居。
あなたに触れようと手を伸ばしても、
触れるのは鏡の中の自分だけね。
あなたの笑顔が見たいのに、
写るのは自分の泣き顔だけね。
あなたに会えない日はつまらない。
あなたの声が聞けない日はつまらない。
あなたに話したいことがいっぱい、胸の中にたまっていくの。
会っても、その半分もいえないくせに、
あなたの答を勝手に想像して、
夢の中で会話しているの。
片想いは一人芝居。
あなたに触れようと手を伸ばしても、
触れるのは鏡の中の自分だけね。
あなたの笑顔が見たいのに、
写るのは自分の泣き顔だけね。
あなたの住む街を歩いてみる。
幸運な偶然を期待しながら。
マニキュアを塗った指先が夢を見ている。
会えるはずなんてない。
わかっているのに、街角を曲がるたびに緊張するの。
歩いている間は、あなたのことを考えていられる。
夢を見ていられる。
出会えたときの言い訳を考えながら、
足早に次の角を曲がるの。
あなたも私を探してくれないかな。
あてどもなく歩いてくれないかな。
次の街角で見つけてくれたら、私きっとあなたを抱きしめる。
もしも素直にあなたに言えたなら。
熱い気持ち、伝えられたなら。
少しは楽になるのかな。
寂しさが増すだけかな。
悲しい想いをするだけかな。
好き。
好き。
大好き。
いつか、言えたなら。
偶然触れた指先に鼓動が一瞬止まる。
何気ない素振り、気にも留めない振りをしていたけど、
本当は泣きたいくらい動揺していたの。
あなたの側にいるのが、
あなたの近くにいられるのが、
こんなにも幸せなのに、
時々息苦しくて逃げ出したくなる。
触れた指先が熱くて、
心まで痺れていく。
こんな私に気付かないで。
私の恋に気付かないで。
幸せな恋の話。
聞くのは楽しいのに、なぜかしら心に芽生える寂しい気持ち。
幸せな恋人たち、微笑み合う瞳が現実を映す。
彼は決して振り向かない。
この想いは永遠に報われない。
切ないだけの、恋。
やめようか。戻ろうか。
あきらめようか。忘れようか。
こんな辛い寂しささえ、なぜかこの上なく愛しい。