皇室のあり方についての議論は乏しいが、それは関心をひかないように国内のマスコミ姿勢がひとつの要因という。男しか天皇家を継げない、という議論にとどまっては残念だが、南北朝時代を持つだけに現状を憂えることを教えてくれるのが都城観音池周辺だ。
観音池はゴルフ場に遊園地に、キャンプ場がある。
山上から滑っていくスライダーに展望所も良い。
とにかくリーズナブル。
温泉も食事も催事料金も。
そんなところなんだが、南北朝時代にどちらの天皇家が本来のリーダーだったのかを争った。国を二分して時代を切り拓いたということだが、今の国を二分するというほど時代や文化などを共有はしていないことを念頭にしても、為政者が推し進める内容は疑にしていた肝付ないと自立した暮らしはできないことを示しているようだ。
ここに拠点を置いた肝付家。南朝側で動いた人物。
もともとここは日向だから、奈良時代よりも古い皇室というか邪馬台国関連になる祭祀の歴史も持っているはず。
現代の皇室が紀元前660年をスタートとすることを受け入れて考えても、ここの住民は文化歴史を重ねていた人たちのムラだったはず。
これを背景に北朝を認めないというのは興味深い。
地形も面白い。米作がしやすい地域が一目瞭然なのだ。
気候も海からの影響度合もバランス良いのだろうよ。
キャンプしていると空気感が伝わってくるので面白い。
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