実はこう見えて育児中なんです

復職に向かって綴っていこうかと思います。(不定期)

復職者の不安を解消してくれる教育制度

2020-11-18 09:23:54 | 日記
出産、育児、介護、体調などのさまざまな事情で看護師を辞めてしまったが、ゆくゆくは復職したいと思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ復職を考えた時、医療現場についていけるかどうかが心配になるかと思います。
日々、医療は進歩していきます。仕事から離れている間に看護師としての必要な知識や技術の衰えを感じ不安に思うのは当然のことです。

それでは、どのようにしてブランクから脱却していけば良いのでしょうか。
まず手始めに本を読むことも1つの方法ですが、今はインターネットを使えばあらゆる情報が手に入る時代です。
医学用語や疾患名を検索できたり、疾患別に看護に必要な知識を教えてくれたりするアプリもあります。
こうしたツールを使えば、思ったより簡単に学び直すことができるでしょう。

そして技術面では、看護師の復職を促すために無料で行われている研修があります。
病院や施設ではブランクのある入職者向けに研修期間を設けたり、各都道府県の看護協会では復職支援研修を行っていたりします。
そうした研修に積極的に参加することで、実践的な看護技術を学ぶことができるでしょう。

さらに、復職者にとって安心できる制度もあります。
1つはプリセプター制度です。
ある一定期間、1人の新人看護師に対してマンツーマンで先輩看護師が関わるものです。
もう1つ、パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)という制度もあります。
これは2人の看護師で患者を担当するシステムです。
このように現場に入った時に相談できるスタッフがいれば安心なのではないでしょうか。
復職の時にはこの制度があるか聞いてみるといいでしょう。

新しいことをはじめるには勇気がいりますが、地道に知識を増やし技術を高めることで、ブランクから脱却することができます。
これだけ周囲のサポートが充実しているので、思い切って行動に移せば復職はそう難しいことではないといえます。
「また働きたい」という気持ちが出てきている方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。