我が家では毎年おこしものを作ってひな祭りを迎えます。
おこしものの版木の裏に書かれた墨書きを見ると明治初期、もう5代も前のおじいさんの名前です。昔はくず米を粉にして作っていたそうですが今は米粉6分にもち粉4分と贅沢なものです。それでも子供たちは面白がって作るだけであまり喜んで口にしません。
この素朴な米粉の味を懐かしむのは年寄りだけになってしまうのかと寂しい気もします。でもこの版木が残っている限り毎年おこしものを作って春を待ちたいと思っています。
我が家では毎年おこしものを作ってひな祭りを迎えます。
おこしものの版木の裏に書かれた墨書きを見ると明治初期、もう5代も前のおじいさんの名前です。昔はくず米を粉にして作っていたそうですが今は米粉6分にもち粉4分と贅沢なものです。それでも子供たちは面白がって作るだけであまり喜んで口にしません。
この素朴な米粉の味を懐かしむのは年寄りだけになってしまうのかと寂しい気もします。でもこの版木が残っている限り毎年おこしものを作って春を待ちたいと思っています。