先日、英会話のアプリで仲良くなったおぢさんから、猫の本を紹介していただきました。
まったく知らない出版社で、全く知らない作者。
でも、けっこう有名みたいで。
もともと猫の漫画を長いこと連載してた作者。
その実在の猫との出会いとエピソードが書かれています。
元プロボクサーの作者と、捨て猫2匹。
犬派の作者が猫と触れあい、愛情が芽生え、猫との暮らしが当たり前になっていきます。
オスの「クロ」とメスの「ちん子」
兄弟猫です。
ちんこ、とは新潟弁で「ちんこい」=小さいっていう意味だそうで。。。。(笑)
でも、大きな声で言えないですよね(笑)
ただ、オスのクロちゃんは最終的に、まだ1歳くらいなのに、亡くなってしまいます。
ちん子ちゃんはメスで避妊手術したんですが、クロちゃんはオスだから、との理由で去勢しなかったんですよね。
それが彼の人生を決めてしまったと、作者はひどく後悔しています。
喧嘩の傷からエイズを発症。
亡くなってしまいました。
「猫なんてよんでもこない」っていうタイトルは、猫を良くあらわしていると思うんですが、きっと「クロ」ちゃんの事を言っているのかなって思いました。
だって、もうクロちゃんは、呼んでもこないから・・・・・。
泣くよっておぢさんから聞いてましたけど、やっぱり泣けました。
愛猫を飼っている人、亡くしたことがある人、かなりきます。
ちびとガブを思い出しちゃったし。
作者の愛情は半端ないなって感じたし。
なくなる場面はさらっと短く描いてありましたけど、それがなおさら辛かったです。
あとがきに「小さな猫二匹が自分の人生を大きく変えた。猫と出会っていなかったらずいぶん違う人間になっていたと思う」という趣旨の事が書かれて、クロちゃん、ちん子ちゃん、そしてもともと猫を拾ったお兄さんに感謝の言葉が綴られています。
元プロボクサーの作者は、クロちゃnをモデルに漫画を描き、それが賞を取ってさらには連載。
漫画のタイトルは「クロ號」
私も知りませんでしたが、もし本屋さんで見かけたら手にとって見ようかと思っています。
ちび太くんのおかさあんに勧めたら「猫の事描いてあっても泣ける本はヾ(`◇')ダメッ!」って拒否られてしまいましたが(笑)
きっとこの本に描いてある以外のエピソードも、たくさんあるんだと思います。
ちん子ちゃんは今どうしているのかな?
元気でいてくれることを願っています。