プログラムは
アップデート
する事で
使い易くなったり
いい事が
多いものかも
しれない
けれど
人の気持ちや
歴史や本
などというのは
アップデート
すればいい
という
簡単なものでは
ない様に思う
どうしても
社会的な意味や
考えの変化等で
不適切な
言葉や表現
になる事だったり
今は
使わないとか
意味が変わった
などの場合
注釈などをつけ
書き換えや
削除は
控えられない
ものだろうかと
思うのだ
だって
その過去が
あるから
今があり
過去の過ちから
人は色々と学び
変わっていく
というか
成長していくもの
だと思うから
消したり
書き換えたら
その時代を
知る機会が減り
過ちを知る事も
それを
どう乗り越えたかも
知る事が
出来なくなる
その時代は
それが当たり前
だったり
そういう風習が
あったのは
今ならば
間違えだったり
不快であっても
その時代の
そういう事が
あったから
今はそれを
「間違い」だと
考えられるのだ
戦争なども
同じだが
戦争が
起きた事実や
その発端
終戦までの
過程や
その時の
人々の考えや
思い
それを知ることで
また
向き合う
キッカケになる
から
映像や語りが
続けられている
と思うのだ
それと同じく
本や言葉
表現の仕方や
伝え方
それは
当時のまま
伝え
注釈などで
「現在では変わっている」
内容を添付
する事で
色々なものが
消されること無く
正しく
伝わるのでは
と思う
機械と人間は
同じでは
ないのだから
同じ様に
「アップデート」
してはいけない
気がする
今日この頃
