ダンナが
仕事や色んな事で
しんどいと
いつもと同じ
寝る前に
呟いてた
ウチも
色々考えたり
体調の事で
不安で
追い詰められてたのも
あって
思わず
「貴方だけやない」
と言うてしまった
ダンナが
職場で
ストレスフル
なのは
分かっていた
しかも
やりたい「夢」は
なかなか
進まず
ウチが
夏に入院したり
その後も
体調を思わしくなく
金銭的だけやなく
精神的にも
かなり
しんどいのは
分かっていたのに…だ
ウチの体調は
退院してからも
良くなったと
思えば
また違う不調が
でたり
命に関わっても
おかしくない
レベルで
寝込んだりと
心配させ続け
休みの度に
病院通いと
心身共に
休める時間も
雰囲気も
ないのだから
ダンナが
追い詰められて
しまうのも
無理も無いのだ
というか
追い詰めてるのは
おーなのだ
そして
おー自身も
「死にたい」と
言うより
「こんな状態で
生きてるのは嫌だ…」
と思う日々が
続いてた
でも
ダンナのしんどさを
思えば
ウチが愚痴を
言うと
さらにダンナは
ツライし
タイミングや
言い方次第では
険悪な雰囲気に
なるのは
わかっている
何より
言うたところで
ウチの身体は
楽にも良くも
ならないし
そもそも
障害者に
なったのは
自業自得なので
言えなかった
昔は
「もう死にたい」と
よく口走って
いたけど
その言葉が
ダンナに
どれだけ
嫌な思いさせてたか
分かるように
なったから
できるだけ
言いたくなくて
でもしんどくて
自分の中で
悶々と
溜めてしまって
いたのだろう
結果
ダンナに
きびしく
強い口調の言葉を
言うてしまい
嫌な思いをさせたと
おー自身も
凹んでしまった
退院してから
体調は
悪化する事が増え
1つ症状が
よくなっても
また
違う症状が出て
おー自身も
流石に
ウンザリしてる
こんな
中途半端に
良くなるなら
トコトン
悪化して
そのまま…のが
どれだけ
気が楽かと
フッと思うほどだ
体調のせいで
ダンナに
手伝ってもらう事も
増えて
今まで
自分一人で
できていた事も
手を借りる事も
度々だ
せっかくの
休みで
ダンナに
ゆっくり
してもらいたくても
せっかくの
休みの日は
ほぼほぼ
通院を
入れざるを得ない
ダンナが
ストレスと寝不足で
疲れてるのが
分かっているのにだ
仕方ないと
言えば
仕方ないの
だろうけど
実際
おー独りでは
病院に
行けないから
結局
しんどいダンナに
連れてって
もらわなきゃ
ならない
「また病院?」
と言われても
仕方ない
その通りだから
通院する本人の
おーですら
「またか…」と
思うから
通院だけでも
ヘルパーさんを
使う事も
考えたりは
するのだが
なんせ
病院が
公共交通機関では
スムーズに
行けない場所
だから
交通手段もだが
ヘルパーさんを
使う時間も
足りない
しかも
おーのように
乗り降りに
介助が必要だと
フツーの
タクシーでは
まず無理
でも
田舎なので
介護タクシーも
予約で埋まってて
早々
使えないのが
現実
だから
どうしても
ダンナに
頼まざる得ない
のだけど
眠ってる
ダンナを見ていると
頼むのも
とてもツライ
このまま
ゆっくり寝かして
られたらと
思うから
「死にたい」とは
言わない
言うたところで
実際
人が自ら
「死」する事は
なんだかんだで
簡単ではない
のは
おー自身が
身をもって
知っているし
何より
おー自身は
「死んで終わり」
かもしれないが
残される家族は
そうは
いかないことも
「残された」経験上
今は分かるから
ダンナは
今のままじゃ
職場のストレスと
ウチの
心配やらで
ダンナは
ホンマに
追い詰められて
壊れてしまう
コレで
「夢」も
思うてるより
実現が
難しいとか
なれば
ダンナの
頑張る
モチベーションは
無くなって
しまう
そうなったら
ダンナは
耐えられないと
思うのだ
せめて
今の職場を
「辞めていいよ」
と言うては
いるけれど
「辞めて」しまえば
金銭的や
「夢」への
道のりが
また遠くなるから
ダンナとしては
ジレンマ
しかないと思う
それでも
おーには
「とりあえず
今の職場辞めて
少しでもストレスを
無くしたら」
としか
言えないのだ
おーの
体調の問題や
体調が
悪いことで
始終
表情が暗かったり
精神的に
浮き沈みが
あって
おーに
愚痴ることも
遠慮させてしまい
家に帰って
きても
心が落ち着く
どころが
心配やらで
疲れさせて
しまっている
のだから
だから
一緒には
居てたいけど
おーは
きっと
身体的不調は
これからも
良くても
一進一退を
繰り返し
定期診だけで
済む様な
落ち着いた状態
には
程遠い生活を
送ることが
もっと
増えるだろ
そうなると
やはり
精神的にも
なんだかんだで
常に波が出るし
「死にたい」
とは思わずとも
こんな中途半端に
しか良くならないなら
いっそ最悪の状態に
なってくれた方が
諦めがつくと
思うてしまうのだ
夫婦だから
どちらかだけが
我慢や
頑張るのではなく
「お互い様」
だと
ダンナは
よく言うてくれるが
今の状況は
おーのが
確実に
負担をかけ
ダンナを
追い詰める結果に
なっている
早く少しでも
良くなりたいけど
褥瘡は
時間をかけて
治すしかなく
基礎疾患が
あるから
病院も
定期的に
行かないと
いけない
食事の量も
気づけば
結婚当初の
1/10程しか
食べられてない
退院してから
着々と
体重も落ちて
MAXの頃より
20kgは
減っている
ダンナや
家族と一緒に
できるだけ
長く
暮らしたいし
その為に
少しずつでも
良くなりたいとは
ホンマに
思うているけど
ウチが
入院する前の
体調や
体力に戻すには
かなりの時間が
かかるだろう
時間をかけても
戻る保証もないけど
せめて
ダンナが
「自分が嫌や…」
「しんどい、死にたい」
と言わないで
いられる状況に
どうにか
なれたら
おーは…
今のおーは
それが
一番の「夢」
である