動物たちのマイホームを探して・・・

犬猫救済の輪にて里親募集している子たちを紹介しています

行政と茨城獣医師会へ訪問

2014-03-19 | 茨城の活動・現状
昨日はCAPINの代表おかめさんがアポを取って下さり茨城県庁と水戸市役所そして茨城県獣医師会へ
二人で訪問をしてきました。
東京にいたころは一番身近にいる犬猫済の輪の代表は
常に行政と向き合っておられたし、大田区の先輩ボランティアさんも行政とかかわって
いたけれど、私はそんな器ではありませーんっ、ただの『一ボランティア』でした。

しかし、ここ茨城ではボランティアも少ないし
ましてやTNRをやるようなボランティアなかなかいません。
どんどん訴えかけていかなければ状況は変わらず。
ぜひ現場の声を聞いてもらいたくて
初めて行政の方とお話しをしてきました。


まずは茨城県庁へ。
転勤してきて茨城県の生活衛生課へ
メールをしたことがありました。
(内容は、ほんとに殺処分を減らすのに本気で取り組んでほしい、動物好きには辛い・・・と)
そしたら、数日後に担当者の方からお電話をいただき
私が茨城の現状がカルチャーショックで辛い辛いと号泣してしまいまして
その時お話しした方が今回対応してくださり
私のことも覚えてくれていました(恥ずかしいっ)

パンフレットにTNRや地域猫という言葉を入れてもらいたい
地域猫ガイドラインを作ってもらいたい
費用が高くてこれではTNRは進まない

などなど丁寧に聞いてくださり、他県の地域猫ガイドラインについても
よくご存じで、作成する予定があるのかな?といった感じでした

担当者の方々も何とかしたいという気持ちが伝わってきました。
行政とボランティアが協力体制を取り、少しでも前進させて
いかなくてはなりません。
おかめさんは行政の方をよくご存じですし
スムーズにお話をされていて
なんだか希望を持てるような内容に感じました~




そして次は水戸市役所へ。
野良猫問題について話をし始めたところ

担当者
『・・・・・・・・・?』


手術してもとに戻すという方法がありまして・・・

担当者
『また野に放っちゃうんですか??』
『耳切って、手術されて、野に放ってその方がかわいそう』
『苦情を言ってくる人は殺してくれって言ってくる。
 戻すってことはいなくならないんですよね?』


担当者の方は知識はゼロでしたし
私たちのようなボランティアが訪ねてきたのも初めてだそうです。
知らなければ仕方のない考えかもしれませんね。
おかめさんはあまりの知識不足に途中げんなりしていましたけど(笑)


殺すことはできない。
どこか別の場所へ放つのは遺棄にあたるということ
放っておけば増える一方であること
でも数を減らすには手術してもとに戻す方法しかない
飼い主のいない猫を減らす為に私たちは活動をしていること
少しずつ理解してもらいたくて丁寧にお話しし
良い方法であることをわかってもらえました
それだけでもよかったと思っています。
それと、犬については助成金の検討をしているような
お話しでした!(猫もお願いしますっ)
検討しているだけでも前進ですよ、茨城は。

いろいろ持参した資料をお渡ししておきました。

積極的に取り組んでいる行政たくさんあるんですよ~な資料


埼玉では県が積極的に地域猫謳ってますよ~な資料


茨城増えてるぞ~な資料


ふにゃにゃをモデルに~な資料


こんな段階の茨城です。
でも、今回のTNRの現場でも手術をしたいけれど
つかまえられなくてと協力してくれる人も数人いました。
更に飼い猫もオス3匹とメス1匹を全部手術したいと
協力をお願いされました。(喜んで!)
啓蒙活動も大切ですが、実際に現場で活動をしていなければ
状況を把握することはできません。

私も一応家族のある身なので、いつもいつも走りっぱなしという
訳にはいきませんので、行動を共にしてくれる人が増えるといいのですが。。。


長くなってしまったので、獣医師会訪問のご報告はまた改めて。

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