▷上海博物館で唐三彩を見た。やはりホンモノはひきつけるものがあり素晴しいと。
お宝番組で、本物を見なさいと言っている理由がよく判った。
▷並べられた陳列品は全部で幾らになるのかな、いつの間にか金の計算を始めている
自分がいた。プチ金持ズラしてても本当は貧乏人なんだ。
▷「まー、仕方ない。本当のことだから・・・」、値札のない唐三彩と陳列台のガラ
スに映る貧乏顔とが交互に見えた。博物館を出た時、貧乏人顔なんぞはスッカリ忘れ
何故か大富豪の気分になっていた。
▷「良いものを見た、金持ち気分になれて、得をした」 「アジアぶらぶら旅日記 2016.11」より