藤井邦夫氏の書く時代小説が大好きです。
中でも知らぬが半兵衛手控帳や、秋山久蔵御用控なんかは、もう何度読み返したことか。
優しくて、強くて、粋で、人情あふれる北町の半兵衛。
鋭くて、怖い者知らず、でも温かい南町の久蔵。
その他岡っ引きの柳橋の弥平次や、半次、その手下など、
違う作品(出版社)でありながら、みな共通の登場人物。
こういうのって、なんかファンの心をくすぐります。
「あっ、こんなところに久蔵さん!」
な~んてニヤニヤしちゃいます。
晩酌をしながら、白縫半兵衛さんを読みむ私の傍らで、
さも用ありげな胡ぼん。
知らん顔、知らん顔…。
いつもありがとうございます